獣の旅と音楽

旅の思い出、獣医としての生活、あと音楽とか

[[3]グランドサークル]グランドサークル〜2日目〜


ポリさんにご迷惑をおかけしたのち、国立公園内へ戻った僕とよし君。




絶景で有名なヤバパイポイントの駐車場に車を停め、車中泊

ここはトイレも水道も使えて、夜には僕ら以外誰もおらんかったからトイレのコンセントでカメラの電池も充電完了!!
車のシートも予想より全然寝心地良くて◎!


ここで数時間眠り、朝5時起床。
ヤバパイポイントは朝日や夕日でも有名なポイントらしい。
5時半の日の出に合わせて、5時を過ぎると続々と車が集まってきた。


ビューポイントで朝日を待つ。











……が、曇り!!!!

photo:01






びみょ〜〜〜な朝やけを眺め、早々に出発することに。

グランドキャニオンでは渓谷の下まで降りてキャンプしたり、色んなプログラムが催されてるみたいやけど、
自分らは景色が見れたらええので巻き巻きで移動。





この日の予定はアンテロープキャニオンに立ち寄り、モニュメントバレーへ向かうことになってた。

でも、ど〜〜にも天気がぱっとせん。

アンテロープキャニオンは、アッパーとロウアーの2か所がある。
その中でも特に見ものなのが、正午前後のアッパー。
谷間に差し込む日光が決め手!

しかし、この天気では…!
ということで、よし君と相談し、
最終日晴れることを祈りつつ、予定を前倒ししてモニュメントバレーへ!!






このとき通ったグランドサークル内の道はほんま雄大やった。










運転しながらため息が出るくらい。










本当に広大で










ダイナミックで











何もない!







ガソリンスタンドもない!








だって目に見えるのは道と荒野と山ばかり!









時速90マイル(140キロ)で駆け抜けるトヨタ・カローラ











点灯し始めたEのランプ!!








迫り来る便意(これ重要)!!!












といったところでガソリンスタンド発見!
ほんま冷や冷やしたぜ…。
道も長いし飛ばしてるからわからんけど、実は結構な距離を走ってるのですね。








そして昼前にはモニュメントバレーへ到着。

photo:03



入場料$5は内容の割に安い。
ここも天気はいまいちやったけど、車でバレー内を周ってるときは晴れ間もちらほら。




その名の通り、渓谷内にはモニュメントに見える岩がいっぱい。

スリーシスターズ
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ラクダ岩
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最初は言われてみれば…って感じやけど、一回そう認識するともうそれにしか見えません!


晴れると何ともフォトジェニック。
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写真撮ってると、どっかから石が飛んで来た。

多分こっちの方向から…
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ズームすると…
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第一村人発見!!!!!
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すごい遊び場やな。






30分ほど北へ向かうと、モニュメントバレーへまっすぐに伸びた道に着く。
photo:09



こういうのをアメリカの原風景と言うらしいです。




アンテロープキャニオン、モニュメントバレーらへんはナバホ族というネイティブアメリカン自治区になっている。

車で周ってると、一般人は立ち入り禁止の区域が遠くに見渡せた。
何十メートルもの赤土の崖に囲まれた緑豊かな平地に、雲間から光が差し込んでいる様はすごく神聖な、それでいて穏やかな光景やった。

生きていくには辛い環境かもしれんけど、こういう場所を大事にしようという信仰心みたいなものが今もあるんやろな。





この日は車内でディナー。

メニューはサンドイッチと、近くのスーパーで$5やった鳥の丸焼き。
男二人で文字通りむさぼり食う(食器類持ってない)!!!
レストランで高い金払わずとも、僕らはほっこり幸せになれました。




それにしても、もし当初の予定通り4人で来てたら、車中泊だいぶきつかったな…二人で来て良かったね…と、
よし君と話し、曇ってて星も見えへんし、この日は早めに9時ごろ就寝となりました。


こうして、いよいよドライブ最終日へ…。




つづく