獣の旅と音楽

旅の思い出、獣医としての生活、あと音楽とか

ヒマラヤ年越しトレッキング〜ナムチェ〜




クリスマスの朝。
5時頃に目が覚め、二度寝しようとするもすっかり体が起きてしまう。
6時半には準備を始め、7時ごろ食堂にて朝食。
パンケーキとジンジャーティー。うまい!

一度家に帰って準備をしてきたジャム蔵とも合流し、8時頃には出発!











11時ごろにはジョルサレに到着。


お昼ご飯にはベジ・フライドライス(450円!)とガーリックスープ(50円)
ガーリックスープは高山病予防に良いともっぱらの噂だったので願掛けがてらよく飲んだ。
どこで飲んでもけっこうおいしい。

この辺りではまだまだ緑が多い。













タルチョ+αがはためく吊り橋。


ワイヤー製なので強度は安心。のはず…。


途中で関所のような小屋が…。


ここでTIMSのチェックと、入山料?をさらに払う。


ネパールはトレッキングを観光の売りにしていることもあり、入山料はけっこう高い。
カトマンズのタメル地区でも安いとこなら一食100円、宿も一泊数百円のところ、入山料で6000円くらい必要だったような(うろ覚え)
まあ山の物価は低地とは別物と思わねばならないし、このトレッキングにそれだけの価値は十分に見いだせました!


途中ではじめてエベレストを肉眼で確認!
あの麓まで行くんやな〜とは思いつつもまだ現実感が薄かった。


15時ごろ。
数年前に浅井さんが高山病を発症して途中リタイアしたという長い急な坂もクリアし、思ってたよりは余裕でナムチェに到着!


エベレスト街道では多分一番大きい村です。


遅いけどネカフェもある。
トレッキング用品の調達や充電が十分にできるのはここまでと思っておいたほうがいいそうな。


写真をいっぱい撮りたい自分としては、カメラの充電は必須。
カトマンズで聞いた話では、ナムチェのZumling Guest Houseは充電が無料!とのこと。

ジャム蔵は自分の知り合いがやってる宿に連れていきたいみたいだったが、「充電タダでしたいから!」と押し切る。
ジャム蔵は渋い表情ながらも交渉して宿代を少しまけてくれた。

こちらのお宿は確かに充電は無料で出来たけど、宿代が少し高め…。
まあ内装は奇麗やし、ご飯もおいしい。
ホットシャワー(300円)は湯量も十分でめっちゃ気持ちよかった。

このファミリーなかなか儲けているようで、トレッキングのオフシーズンはヘリコプターでカトマンズまで移動し、別の仕事をするらしい。
自分たちが下山して来るころにはもう宿は閉めているとのことだった。
ちょうど里帰りをしていた息子さんは、現在アメリカの大学に留学中で、実家である宿ではMacBook ProWi-Fiに繋ぎつつ衛生放送のテレビを見ていた。
ここは本当に山ですか。


山でのランドリーサービスはこんな値段なので、シャワーのときに自分で洗って乾かすことに。(当時は1ルピー=1円)


ナムチェでは高山病予防のため2泊し、近くの山に登って「高度順応」を行うことに!



つづく

ヒマラヤ年越しトレッキング〜クリスマス〜


トレッキング初日、パクディンにて宿泊。


食堂兼共有スペース。




暖房は薪ストーブ。かなり暖かい。




部屋はどの宿でも個室。


電気は部屋の灯りくらいなら標高が高くなっても割と大丈夫。


むしろ首都のくせに停電時間が長過ぎなカトマンズより電灯ついてる時間は長い。笑
電気のホットシャワーも頼めば浴びれるが、1回数百円かかるし湯量も少なそうで、逆に体が冷えそうだった。

キッチン。




良い味が出てるお父ちゃん。


お母ちゃんと息子さん。愛想は良くも悪くもない。笑



日が落ちるころの村の様子。
























































欧米風な作りをしたバーもある。


ビリヤードで遊ぶ現地の少年たち。



翌朝。朝8時過ぎに出発。
すると妙な格好の集団が…。


実はこの日はクリスマス!欧米人トレッカー集団のポーターたちでした。


他のグループでもやっぱりサンタが。


と思ってたらガチサンタ発見!


聞けばサンタはアメリカから来たらしく、せっかくなので道中子供たちにプレゼントを配っているとのこと。


子供たちも楽しそうでした!



ちなみにこのサンタとその相棒の二人は、この後1週間くらい行く先々で見かけることになる。






サンタは翌日からは普通の人に戻っていたが、中身もやっぱり普通。
標高が高くなるとへばったりもしていた。

しかし相棒のほうは、競歩みたいなスピードで標高5000m以上でもスイスイ進んでいた。
僕と浅井さんは敬意を評して彼を「スーパーマンと呼んだ。


僕らはマイペースに、のんびり・ゆっくり・ビスターリで進むことに。


つづく


ヒマラヤ年越しトレッキング〜ルクラ-パクディン〜




カトマンズから無事にルクラに到着。
ルクラは標高2800mくらい。
きれいなカフェもあり、一応スタバもあるけどやっぱり山の村といった趣。


カトマンズの空港で一本後の飛行機に乗る浅井さんと知り合い、
行程・日程がほぼ同じ、しかも登山経験豊富ということだったのでご一緒させてもらうことに。

到着後、浅井さんを待つ間に行動開始。
荷物はカトマンズの宿にだいぶ置いて来たつもりが結局10キロくらいになってしまい、
本格的なトレッキングは初めてだったので「ポーター」と呼ばれるガイド兼荷物持ちを現地調達することに。

ポーターはカトマンズの旅行代理店などで頼んでも雇うことができる。
しかし、カトマンズで雇ったポーターは高地に慣れていなかったり経験不足なことが多いらしい…。
中にはこっちより先に高山病になったり風邪を引いてしまったりで、
「俺はもうだめだ、休ませてくれ…」
「しんどいから荷物は自分で持って」
「そもそも俺はガイドであってポーターではないんだ」
などなど、君何のためにここにいるの…ということになった話もよく聞いた。

トレッキングの道中も「あれがエベレストだ!」と説明している若いポーターに
うちのポーターが「いやあっちだし」と訂正してあげたり。
カトマンズから来たそのポーターはこのときが初仕事だったらしい。

そしてカトマンズで雇う場合、ポーターの飛行機のチケット代+一日3000円くらいは必要とのこと…。
予定している行程は約10日。
そんなに払えるかー!!

そんな訳で、ルクラ以降の道中で、現地民(シェルパ)のガイド兼ポーターを雇おうと決めていた。


空港で荷物を受け取るときから一人のおっちゃんにやたらと声をかけられる。
「ポーターするよ。」
「一人じゃしんどいし危ないぜ。」
「俺ってば経験豊富だってばよ。」
基本的に土産売りとか、自分で売り込んでくる人はスルー。
今まで自分から寄ってきた人であまり良い思いをしたことがない。
トレッカーが何十人もいる中で唯一のアジア顔な自分だけに声をかけてくるのもなんだかなー…と。
でも今思えば、あのおっちゃんも必死に仕事取ろうと頑張ってただけなんかな…。

ポーターを手配してくれる宿が歩き方に載ってたので、とりあえず行ってみる。
きれいなロッジみたいな作りでいい感じ。
しかしポーターの給料は一日約1000円(ポーターの宿泊費・食費などすべて込み)とのこと。
ネットでは500〜800円くらいで雇えるとあったのでここはお断り。

でも次の宿でも同じ値段を言われたので、これが今(2013年12月)の相場やったみたい。
空港の滑走路も見えるので、ここで浅井さんを待ちながらポーターも手配してもらった。
やって来たのはその名も「ジャム蔵」
39歳2児の父。
「標高6000mまでは俺の庭」と豪語する彼ですが、結果的に大当たりでした。


お昼はその宿でダルバート(約400円)を食べ、いよいよ出発!


エベレスト街道の入り口。


初日はルクラからパクディンという村まで歩く。


道中は物資を運ぶポーターと多くすれ違う。
ヘリなどでの輸送は費用が高すぎるので大体人力輸送。


12月は少し寒くベストシーズンではないが、天気は一年で最も良いらしい。




「マニ」と呼ばれる石碑。
チベット仏教のお経?が刻まれているらしい。通るときは左側通行が暗黙のルール。





標高5000mより上でもファンタやスプライトは買える。
ただし高いし、いつからそこにあるのかわからない。


チャイを飲みつつ休憩も。


登山道のトイレ。


もちろん水洗ではない。良い言い方をすればエコ。


吊り橋と中?学生。


揺らさないで…笑


この辺はまだまだ村。












マニ車」。一回回すとお経を一回詠んだことになるというちゃっかりアイテム。


こちらもちゃっかりアイテム「タルチョ」。風に一回なびくとお経一回分のご利益。



3〜4時間くらい?歩いてパクディン到着。
初日はここで宿を取る。

コネでジャム蔵の知り合いの宿に泊まる。
個室で一泊120円くらい?やったかな。
ベッドと毛布しかない部屋やけど、まあ十分でした。


つづく


ヒマラヤ年越しトレッキング〜準備・出発〜

カトマンズ二日目。

さっそくエベレスト街道トレッキングの準備。
まずは入山に必要な書類(TIMS)を取得しに行く。




場所はすぐわかる。記入も簡単。




トレッキングするときはTIMSだけでなく、入山料を現地で払う。
エベレスト街道は合わせて100ドルくらいやったかな。
ネパールの物価を考えると非常に高額。


でもって装備を整える。
トレッキングっぽいことは、屋久島とシナイ山みたいな何となく行けるとこしか経験が無い。
まずはネットと宿の旅人から情報収集。

タメル地区にはトレッキング用品店が無数にあるので何でもそろう。
パチもんばっかりやけど結構しっかりした作りな気がした。
厚手の靴下、Nalgene(水筒的ボトル)は買う価値あり。
Nalgeneはお湯を入れて湯たんぽとしても使える。
雪が積もってしまったときのことを考えて、登山靴もけっこう良いやつを買っておいた。

町中には刺繍屋が多い。
店の親父さんが同じデザインのジャケットを取り出し、
「パタ○ニアとノース○ェイスどっちがいい!?(ロゴだけ違う)」
とどや顔で尋ねてきたりも…笑
土産物屋も多く、かわいい雑貨がいっぱいで買い物楽しい。そちらはまた後ほど…。


トレッキングショップの中にはレンタルしてるとこもあると聞いてたので探してみる。
店先に看板出ててもレンタルは品切れってとこが多かった。
何軒かまわってようやく借りれるとこを発見。
寝袋、手袋、ストック、ダウンジャケットを2週間で3〜4000くらい?でレンタル。

宿のベッドは毛布があっても寒くて寒くて、寝袋はカトマンズにいる間はずっと借りてた。
一日50円くらい。

あとは高山病予防薬(ザイモックス)、浄水剤、糖分補給用のおかし。
ザイモックスはそれなりに効果あった気がする。
浄水剤は山の水でも飲めるようになる。
標高が高くなるほど水の値段は高くなるのでだいぶ節約できる。
おかしは歩きながら食べれるチョコや飴などを。
足下見てるのかタメルでチョコはけっこう高い。


そして飛行機のチケット。
イエティエアーの往復で300ドルくらいやったかな?
宿の近くの代理店で取ってもらった。
ラッキーなことにすんなり12月24日朝一発のが取れた。


情報収集してタメルを歩き周って、2、3日で準備完了。


出発当日。
天候によって欠航になることがしょっちゅうだが、運良く1時間くらいのディレイで飛んでくれた。










搭乗すると、耳栓用の綿とお菓子が配られる。


エベレスト街道の出発点・ルクラまでは1時間かからない。


バスと徒歩で4、5日かけてこの山道を歩く猛者もいるらしい…地元民もきついという険しい道。


素晴らしい雪ととんがり具合!



実はルクラの空港は、着陸時の事故が世界でもトップクラスに多い。
この3ヶ月前にも着陸ミスの事故で乗客・パイロット全員が亡くなったところ…。
心配させないようにその話はせず、身内には前日に一応連絡(お別れ)をしておいた笑

パイロットがリラックスしてれば大丈夫。顔が強ばってたら覚悟決めたほうがいい。」
と宿の旅人から聞いていたので、ちょくちょく顔色を伺う…。


滑走路が見えた。






パイロットの表情は!?





割と普通!!!



普通に到着。


無事に送り届けてくれて本当にありがとう!




そんなこんなで、トレッキングスタートです。



つづく


ヒマラヤ年越しトレッキング〜カトマンズ到着〜

バンコクにてインドビザを無事取得。



いざネパールへ。



カトマンズ行きの飛行機から見えたエベレスト。
「あの麓らへんまで行くんか〜…」とドキドキ。



日本ぽいけど結構違う風景。
初めての文化圏は本当にわくわくする。


小さい白い点々は家。
すごいとこに住んでらっしゃいます。







カトマンズ空港は写真撮るの忘れたけど、かなり廃れた感じ…
ビザはアライバルで、ATMでお金降ろすかクレジットカードで取るつもりでしたが…

ATMは国際キャッシュカードは不可!
ビザも現金のみ!(今はどうか知らない)

無駄に現地の銀行の口座からのみお金を引き出せるっぽかった。
両替屋はあるけど、もしドルとかユーロで手持ちが無かったらどうなってたのでしょうか…。



そして。

空港から街への移動では、毎度おなじみタクシーの客引きに囲まれまくる。
シャトルバスとかもあったんかもしれんけど、探すのめんどくさかったので
「街まで1ドルだぜ!!」
と言ってきた奴に着いていってみた。

話しかけてきた奴は英語係。
英語の出来ないドライバーと組んでるっぽい。
やたらフレンドリーに挨拶。
そして握手。

ほんまはもうちょっと相手するつもりやったけど、
飛行機であまり眠れず体と心が疲れてたことに気づいたので
「ホテルはもう予約してあるからいらないよ。ちゃんと1ドルでタメルまで行ってね。」
と一応言ってみる。
「大丈夫だよマイフレンド!俺はそんなことはしない!ただお前と話したいだけだ!」


2分後。


「ところで良いホテルを紹介したいんだ。このまま向かうぞ。」

「いらん。」

「い〜いとこだぞ〜24時間ホットシャワーに暖房・Wifi付きで…」

「いらん。」

「一泊○○ルピーで…」

「とっととタメルに行け。」


「ここからすぐで…」

「いいからまっすぐタメルに行け。」

「あ…」

「行け。」


「お前失礼なやつだな!!」

「最初にホテルは紹介しないって約束して、すぐ約束破る人と、どっちが失礼?」

「……っっ!!!」

「ネパール人って初めて喋るんやけど、みんな嘘つきなの?」

「……。」

「どっち?」

「おいおいなんだなんだ!ふざけんな!!!お前は自分のこと失礼だと思わないのか!!あーもうわかったよ!よく見ろ!あの交差点の向こうがタメルだよ!でもな!このまま空港にUターンだ!良いショートトリップだったな!ははははははは!!」(本当にUターン)

「(時間は全然余裕あるし、タメルまでの方角も距離もわかったから別にいいか…)」

「ははは!!!バイバイ失礼な日本人!!!」

「ん、まあいいや。(本心))」

「え…」

「ありがとね。確かに楽しいショートトッリップでした。じゃ空港までよろしくお願いします。(本心)」

「…」

「…」

「…」

「…」

「…」

「…」

「……今お前が謝るなら、タメルまで引き返してやってもいいぞ。」

「…え」

「…謝れ。」

「(なんかこいつかわいい)」

「…………謝れ。」

「はいはい、俺も失礼な口調になっちゃったね、ごめんなさい。疲れてたんです。」

「…。」

「(ちびっこか、このおっさん。)」

「……ここがタメルだ。」

「はい、ありがと。さすがに1ドルは嘘でしょ。正規の料金なら払うよ。」

「いらん。」

「ほんまに?」

「いらん!」

「俺ほんまに行くで?」

「行け!!」

「ありがとう!じゃね!!(バックパック背負いつつ歩行者天国状態の街へ)」

「…。」

「(1ドルどころかタダで来れちゃった〜♪)」

「ヘーーーイジャパニーーーズ!!!待ってくれーーー!!!」

彼の声が人ごみの向こうから聞こえた気がしたけど、全力で宿へと向かった。





宿はホーリーランドGH。
とりあえず宿のドミで一緒になった人たちとダルバート
豆のカレーの「ダル」が一応主役らしいけど、最後までダルだけ好きになれんかったな。


この日が12月20日くらい。
諦めてたエベレストからの初日の出。
よく計算してみると、がんばって準備して順調に登れば拝むことが可能とわかった。


ということで、翌日からトレッキングの準備をすることに。



つづく




[[16]タイ]バンコク〜お買い物+ビザ〜

東南アジア屈指の大都会バンコク!!


都心部はほんまに立派で大型ショッピングセンターも。





もう日本と変わらんレベルの綺麗さ!


SHIBUYA、HARAJUKUはこっちではブランド力あるみたいです。






ある日ネットで旅人ブログを読んでたら、バンコク伊勢丹では時折日本食物産展が催されるとのこと!!


で、買い物ついでに行ってみた。









そしたら、ななななんと!!












北海道物産展開催中ーー!!!!



こ、ここは札幌の大丸地下食品売り場ですかーーー!?


日本を発って約半年。
ここで試食したみりん干し、明太子、にしんの切り込み、高菜やじゃこを混ぜ込んだおにぎりは、もう涙出るほど美味かった笑
美味すぎて30分くらいこのフロアーをうろうろして試食しまくっちゃいました。

客層はやっぱりバンコク在住の日本人がメインなようで、主婦や中高年の方が多かったです。



そしてこの日のメインイベント、ヒマラヤに向けてのお買い物へ。

下調べによると、ヒマラヤトレッキングで泊まる山小屋では充電は有料のところがほとんど。
そのお値段1時間150〜200円、カメラの電池フル充電で250〜300円ほど。
現地で電気は水力発電で送電されてくるけど、それだけでは全然賄えず各過家庭でソーラーパネルで発電することが多いので、設備投資が大変なんやろな〜とかは思うんですが、山小屋の宿泊費が1泊200円くらいやから、いかに旅行者の足元見てるかがわかりますね。


さらに山登るなら荷物は出来るだけ減らしたい!
PCなんてもってのほか!!
だからトレッキング中は写真のデータのバックアップは不可能!!
なのに今デジカメ用のSDの容量はたったの4ギガ!!


で、先のことも考えて、SDと予備バッテリーをバンコクで買ってしまおうという作戦に出たのでした。


そんなこんなで、ネットで調べたバンコクの電気街へ。いかにもなごちゃごちゃっぷり。


中に入るとさっそく「エロビデオ!エロビデオ!」と、海賊版のAVを売りつけようとしてくる商売熱心な野郎が寄ってくる。

無視しても腕を掴んで来たりとなかなかタチの悪い野郎ども。

でも「トイレット!!トイレットォォォォーーーー!!!!」

と必死なフリして聞けば「お、おお…あっちや…」と不意打ち喰らったような顔で教えてくれるので、攻略するのは割と簡単。




同じものでも店によって値段がまちまちだったり、やけに安いな〜と思ったら偽物やったりと、この辺は南米の秋葉原ことパラグアイシウダー・デル・エステと同じ。

お、ここ安い!と思ってカメラの予備バッテリーを見つけ、見た目は純正品とそっくりやけど、念のためちゃんと動くかカメラに入れて確かめてみたら、電池のサイズが微妙におかしくて取り出せないなんてことも。
これには店のおばちゃんも、工具で何とか電池を取り出しながら、僕と気まずい笑顔で微笑みあうのみ笑


そんなんありつつも、電気街巡りも要領を得るとかなり楽しい。


この日はいろいろまわって、SDカード16ギガ×2、三脚、予備バッテリー(非純正、でもちゃんと使える)を購入!
あと、このビルの近くにも露天が多く、そこで一眼用のショルダーとレンズケースを破格でお買い上げ!

さらに帰国直前にもう一度訪れ、レンズプロテクターやPCのACアダプター・ケーブルも購入!
さすがアジアの大工場・タイランド
大概のもんは揃う!そして日本より安い!


さらにこちらのブースでは、携帯の保護シートを貼ってくれる。


もしかしたら…と思い、「デジカメの液晶に保護シート貼ってくれへん?」とお願いしたら「ノープロブレム!!」

デジカメの液晶サイズにシートを切りそろえ、プロや!と感動するくらいの手つきで気泡が入らんように綺麗に仕上げてくれました。
それでお値段150円
デジカメ用のやつ買うともっと高いから、これも結構得した気分でした。



これにてお買い物は終了〜



館内にはフードコートもあるので、食券を買って


この日はここで晩御飯。安定の美味しさ。


本当ならこれにてネパールへ飛び立ち、年越しトレッキングを終えてから再びタイに戻り、東南アジアを一周して日本へ帰国!という予定だったのですが…








ですが…










せっかくネパールまで行くんやし…










今年は数年に一度の世界最大の祭があるし…












インド行っちゃうううう〜〜〜〜!?





という誘惑に突如として襲われ、一度気になりだすともういてもたってもいられなくなり、気づいた時にはバンコクでインドビザの申請をすることに笑



3年前に訪れたとき、インドビザは日本で大使館へ書類を郵送して取ったけど、今はネットで情報を入力し、バンコクではそれをプリントアウトしてビザセンターへ持参しなければならない。

このウェブ入力が何ともめんどくさい!!!!

英語はわかりにくいし、入力項目が多いくせに30分以内という制限時間付き!!!

さすがはインド!!とわけの分からない納得をしつつも↓のページを参考に無事入力完了。
http://blog.goo.ne.jp/yuan-ergong/e/1e6f3250d5702471a1b7e63d9cb1f15a


そしてこちらの建物にて無事申請完了。



バンコクのインドビザ・アプリケーションセンターはインド大使館が民間会社に委託しているものらしく、受付は全てタイ人。


ビザの申請にはパスポートを預ける必要があり、申請から発行には5営業日ほど時間がかかる。
なので、その間にタイをぶらぶらしようかと思っていた。
が、タイ人は日本人ばりに英語ができない。
ましてや僕が泊まるであろう安宿なら、その確率はさらに高くなる。
そんなタイの宿では基本パスポートの提示が必要。
しかしパスポートはビザセンターに…。
パスポートを預けずビザを申請することも出来るが、その場合はビザ発行日に午前にパスポートを預けに行き、午後にもう一回取りに行くという二度手間になる。



そこで。



「あの〜…↑という事情がありまして、パスポートのコピーのとこに「こいつ今ビザ取るためにパスポート預けとるんです」って一筆書いてもらえまへんか…」と、ビザセンターのお姉さんにダメ元でお願いしてみた。


















「いいですよ(ニコッ)」










タイ人で良かったーーーーーーー!!!!!!!!!!!!




インド人やったらこんなん絶対無理無理無理ーーーーーふはははははははは!!!!!









そんなこんなで、しばらくバンコクを離れ、ショートトリップに出発したのでした。




つづく

[[16]タイ]バンコク〜踊り子〜

いつものようにカオサン周辺をぶらぶら。


この日はいつもの通りが少し騒がしい。


遺跡?もライトアップ。


何かと思ったらちょっとしたお祭りでした。


踊り子登場。






タイの伝統舞踊なんかな。タダで見れてラッキー。




スモークの演出まで!町内会の祭みたいなもんやのに凝ってらっしゃる笑




きれいなお姉さん。


背中もきれい!笑


照明も地味に凝っている。






ええもん見せてもらいました!


そのほかにもファイヤーダンスを見たり


こだわりの自撮り写真を追求するタイカップルを見たりしながら帰りましたとさ。


おやすみなさ〜い




つづく