[[15]エジプト]カイロ〜サファリホテル〜
カイロには日本人宿が3軒も入っている有名なビルがあります。
もう10年以上昔から、日本人の旅人が情報、仲間、休息を求めここにやってきた。
レトロとは少し言い難いぼろ〜〜い建物。エレベーターはかなり前から故障中。
まず2階には「スルタン・ホテル」。安い。2階やから移動が楽。
そして4階、「ベニス細川家」。高いがきれい。
この宿で出来ないことはないんちゃうかと思うくらいのサービス内容!しかし「砂漠ツアーはぼったくり」と評判悪し笑
で、階段昇り続けて息も切れてきたころ、最上階へ到着…
何やらうちの大学寮に似た雰囲気が…笑
僕がカイロでお世話になったのがこちら。「サファリ・ホテル」!!
ダハブからカイロに移動するとき、宿をどこにするか迷ってた。
泊まる宿によって、その町での旅の思い出、その先の行程が決まると言っても過言ではないからだ。
カイロから来た人たちから宿の情報を集め、日本人がいるところばっかり泊まるんもなあ…と思い、このビルはやめとこかな〜と思ってた。
で、ちょうどダハブから一緒に移動することになった小渕夫妻のたけさんに「カイロの宿どうするんですか?」と尋ねたところ
「男は黙ってサファリ!!」
そりゃあもう……ねえ…笑
たけさんのポリシー?が「みんなが良いというところ、悪いというところこそ自分の目で見てあばいてやりたい」というもの。
3軒入った宿のうち、スルタンは安さでとりあえず人が集まる、ベニスはきれいさで女性が集まる、サファリは好きもんが集まる笑という前評判。
安宿、とくに日本人宿が集まる町には1軒くらいこういう宿があり、評判も賛否両論になりやすい。
結論としては、変な人も怖い人もめんどくさい人もおらず、というかおったかもしれんけど特に気にならず笑、楽しく滞在できました!
まあ宿の雰囲気は管理人だけじゃなくそのタイミングで一緒になる人によって決まるしね。
運が良かっただけなんかもしれません。
より安くあげるため、サファリでは久しぶりのシェア飯が復活!!
順番で隊長を決めて、手の空いてる人で手伝いながら晩御飯をつくります。
こちらは小渕夫妻によるペルー料理。ジャポニカ米が安く手に入るのもシェア飯に◎
もりもり食べます。
ある日の晩御飯はかき揚げうどん。うどん隊長に任命された私。
おいしくなるよう皆さんに踏んでもらいます!
寝かせた生地を、のばして切って…
できあがり!このときはかなり薄いきしめんみたいなうどんになりました。
外食もします。サファリにもう何年も住んではる方が地元のエジプト人に教えてもらったお勧めのお店。
こちら宿の近所のパスタ&コシャリ屋。「写真撮って♪」と決めポーズの兄ちゃん。
後ろの扉の中がオーブンのようになっており…
パスタとミートソースをそのまま蒸す!!
1プレート50円くらい。けっこううまい。
フロンティアスピリッツ溢れる小渕夫妻と行ったレストラン。出たとこ勝負でオーダーしたら肉とモツがこれでもか!と出てきた。
中東の屋台でもよく売ってる米の肉巻き!
ジューシーな脂に苦戦し、これから自分の胃は衰えていくばかりなのか…と感慨深くなった。
今まで日本人宿もドミも色々泊まったけど、サファリは今住んでる寮に一番雰囲気が似てた気がする。
個室に移る前を思い出すなあ…笑
一体いつからこの宿あるんやろ…笑
トータル2週間くらいお世話になり、出る時には見送りもしてもらった。
「あの子にゴール決めろよー!!」との激励を背中に受けつつ階段を降りた。
初めてだったアラビア圏!での約2か月!
良い意味で予想を裏切られた感じでした〜
カイロ編・おわり