獣の旅と音楽

旅の思い出、獣医としての生活、あと音楽とか

タイの奇界遺産その2!ワット・パー・ラックローイ〜地獄ゾーン〜

[*閲覧注意]今回の記事はグロテスクな内容を含んでいますので、苦手な方は飛ばして頂くことをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はこんな感じ


 

予想以上に広い敷地と圧倒的な熱量。
今回はワット・パー・ラックローイの核とも言える「地獄ゾーン」のご紹介です。

 

 

全体的に見たところ、因果応報の教えを色々と具現化したのかな?

この世で悪いことしたらあの世で自分に返ってくるよ、人間て傲慢だね、みたいな。

それとも地獄ってこんなに悲惨なとこだから悪いことしちゃダメだよ、というところなのか…。

とまあメッセージはまともなんですが、やはり良い感じでB級クオリティなところが個人的にツボでした。

 

 

 

それではじっくり見てまいります。

 

 

蛙地獄。無表情なのが怖い。

 

トカゲもいます

 

いじめた子供に因果応報

 

お次はネズミ地獄

 

ネズミさん、顔こわいよ

 

鳥地獄

 

こわいよ

 

樹木地獄。森林伐採の恨み、妖精から返されます。

 

だから顔こわいよ

 

酪農の報いシリーズ

 

そろそろ顔こわいのも慣れてきた


 

 

 

飲酒運転の報い

 

芸が細かい!

 

軍隊の授業を受ける子供たち

 

希望に満ちた表情(妙に老けてはいるが)

 

やっぱり報いを受けてしまいました

 

二股の報い

 

これもまあ…

 

一種の地獄…

 

よくわからないのも多数あり

 

 

 

 

あと犬に性器を食われるシーンによく遭遇しました。

 

 

 

 

…とまあこのような具合で丸2日かけて見てまわりました。

クオリティは完全にB級ですが、全て手作りというこの像たちの物量と熱量に完全にヤられてしまいました。感動しました。

 

写真はまだ刺激の少ないものをチョイスしたほうですが、やはりちょっとグロテスクなものが多いのでブログに上げるか正直迷いました。

でも今の時代、検索したら僕が省いたような写真もすぐ出てくるし、一応閲覧注意のただし書きだけして紹介することに。

僕がこの寺に行こうと思ったのも人の写真を見たからだし、実際に見て感動したし、そうして他の誰かの人生が豊かになってくれたら、と思っていたりもします。

その辺がこのブログの目的の一つでもあるので。

 

何はともあれ、このブログを早いとこ完結させたい…笑

 

 

 

 

ナコンラチャシーマを後にし、お次はアユタヤへ。

 

 

 

 

つづく

タイの奇界遺産その2!ワット・パー・ラックローイ〜聖人ゾーン〜

 

すでに食傷気味な気配もプンプンしていますが!

タイの珍寺ワット・パー・ラックローイ!

まだまだ続きます!

 

 

珍寺言うてもお寺なわけで、仏像や聖人の像も沢山あります。

 

金箔を貼付けていくスタイルなようです

 

骸骨に陽気に誘われ

 

 

 

 

 

 

 

入った中はほとんど真っ暗闇。

 

 

 

 

 

 

そこでフラッシュをたいてみると…

 

 

 

 

 

 

…電気系統が壊れている様子でした。

 

 

他に真面目(?)な展示も沢山ありました。

 

奇形のミイラ。神の使いとか災いの兆候とか言われてたのかな。

 

そんな館内を抜け、ネイティブアメリカンに見守られながら動物ゾーンを進むと…

 

縁日感覚でお賽銭できる仏像。ちびっ子に信仰心を植え付ける試みでしょうか

 

よくわからない生き物たち

 

とりあえずシュールなたたずまいがイカしてる!

 

 

 

 

 

さらに進むと…

 

 

 

 

 

 

生命の樹(完全に劣化版)

 

きれいに咲いとるわ…

 

 

 

 

まだまだまだまだ続きます

 

 

 

 

 

かなりまともな聖人ゾーン

 

 

 

そうそう、お寺ってこうですよね

 

 

 

そうそう…これがお寺ですよ…

 

 

 

なんか地獄の植物みたいなんも咲いてるけどまあ東南アジアやしこれくらいは…ね

 

 

 

 

 

 

 

 

あーーもーーーーーー笑

 

白亜紀までさかのぼっちゃったよ…

 

 

でもこのセンス、とても好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに進んで…

 

 

 

 

 

 

 

 

奇界遺産で見開きになってたとこですね

 

目の中には聖人がスタンバイ

 

お賽銭で降臨してくださいます

 

 

 

そんなこんなでじっくり見て回り…想像を遥かに超える内容の濃さに感動し、気づけばもう夕方!

ちゃちゃっと見てこの町を離れるつもりやったのに!

 

ということで、翌日も来ることに。

 

 

 

 

お偉いさんに見送られ、それではまた明日。

 

 

 

 

 

つづく

 

 

タイの奇界遺産その2!ワット・パー・ラックローイ〜人々の暮らしゾーン②〜

 

引き続き、狂気のワンダーランド ワット・パー・ラックローイの写真です。

 

境内はいくつかのゾーンに分かれていますが、大きく分けると

 

動物ゾーン

人々の暮らしゾーン

聖人(極楽?)ゾーン

地獄ゾーン

 

といったところでしょうか。

前回に引き続き人々の暮らしに焦点を絞り、各ゾーンをまたぎながら写真をのっけていきます。

入り口近くは農民の暮らしメイン、奥の方は都市部の市民の暮らしメイン、といった趣でした。

 

 

それじゃあいくぜ〜〜Say Yeah〜

 

Yeah〜

 

イェッ…おふっ……

 

いやー!!

 

 

 

 

タイの人々にとって仏教信仰は欠かせません

 

 

学校でもお坊さんから教えを受けるのでしょうか

 

地獄ゾーンでも

 

でもこちらは全裸、集中力も散漫です

 

 

人々の暮らしと業(カルマ)は切っても切れないもの。

ラックローイも基本的にはお寺なので、自らの行いを振り返らせる意図があるように思います。

 

 

タイと言えばマッサージ(色んな意味で)

タイと言えば…

 

細部まできちんと作り込んでいます

 

細部まで作り込んでいます…!

 

繰り返される戦争。近年ではタイ国内でクーデターもありました。

 

ラックローイの像はどれも表情が秀逸

 

 

子育ては大切な営みのひとつ

 

 

 

少し離れたところで休む女性

 

失礼、授乳中でした

 


歌と踊りも人々の生活には欠かせません

 

ちなみに人形の管理もお坊さんがしているようです(一応お寺なので)

 

「最近この子のキレが悪くてね」「あ〜これ部品変えないとダメですね〜」

 

たとえ肉体が滅びようとも魂で踊るのがThailand People!

 

 

 

 

チープなクオリティに込められた圧倒的な熱量に気圧されながら、まだまだ見てまわります。

 

 

 

つづく

タイの奇界遺産その2!ワット・パー・ラックローイ〜動物ゾーン〜

古来より人間の故事には動物を擬人化した話も数多く残されております。

ワット・パー・ラックローイにも動物にインスパイアされたと思われる像が多数あり。

 

氷山の一角となりますが、今回はそんな動物ゾーンをご紹介。

 

 

猿。手足の長さがデフォルメされているのがまた雰囲気を醸し出します。

 

DJ一人にラッパー二人…ファンモン好きなんですかね。

 

ひとつひとつ手作業だからこその表情も◎

 

無機質な表情とモデル体系の組み合わせが実にシュール

 

千と千尋に出て来そうな豚にたかられる神の使い

 

鹿で仏教のエピソードを彷彿とさせるだけでなく、ムエタイ要素を盛り込むことでタイらしさを印象づける手法

 

ムエタイ要素を盛り込むことでタイらしさを印象づけることに飽き足らず、一度やってみたかった対決をここに実現してしまう手法


ちびっ子のため遊具も完備!

 

でも基本ラックローイテイストに味付けされています

 

 

 

 

 

特設ステージでは某アイドルユニットにしか見えない作品も。

賽銭箱が妙に多いのは、お賽銭で投票させることでAKB商法にハマってしまった自分を振り返らせるためなのでしょう。深い。

 

ひどい。

 

隣には犬猿の仲よろしく犬のアイドルグループ

 

さあそれでは!張り切って踊って頂きましょう!

 

 

 

つづく

 

 

タイの奇界遺産その2!ワット・パー・ラックローイ〜人々の暮らしゾーン〜

今回からしばらくワット・パー・ラックローイの内部を紹介していきます。

 

 

 

入り口付近からもうニヤニヤしてしまいますね。記念撮影用のお立ち台もあり。

 

のっけから手抜きナシ!これでもかと脳内の色んなものが具現化されています。

 

お坊さんが思い立って作り始めてしまったというこの作品群。

一応お寺なので、きっと一つ一つに仏教的な意味合いがあるはず…。

何とかその辺を想像しながらまわっていきます。

 

 

兵隊さんたち。戦争反対?

 

首に手榴弾をさげている兵隊さんを拝む農民

 

色々なものを引きずる兵隊さんと、それにしがみつく一般人。

 

浅ましく富にしがみつき、富に押しつぶされる人間…を表現…?

今風に言えば「シンプルライフのすすめ」

 

おしゃれなナチュラルライフ系雑誌とは違う切り口からのアプローチが秀逸。

 

同様に、名声を求める人々?

 

農民の暮らしも表現。お賽銭を入れると暮らしを再現すべく動き出します。

 

 

 

農民に直接お賽銭を渡すことも可能

 

 

歌って踊れる農民もバックダンサーとして活躍

 

疫病に倒れる農民と看病する家族(多分)

 

カエルは手軽なタンパク源なのでしょうか


動物を使役することの傲慢さ、を表現?

 

牛に鼻輪を通そうとする農民

 

犬?の乳を吸う赤子たち

 

「あんたも一杯やるかい?」お味はなかなかのものらしい。

 

腰を落とし!重心を安定させ!全身で!吸うべし!吸うべし!吸うべし!!!

 

この辺になってくるともう一切わからない

 

 

ここでもう既にお腹いっぱい気味ではありますが、お坊さんのインスピレーションは止まりません。

 

 

つづく

 

 

 

タイの奇界遺産その2!ワット・パー・ラックローイ〜アクセス・行き方〜

ナコンラチャシーマに拠点を構えた翌日、満を持して出発!

2014年の情報で古いですが、寺までの行き方一応載せときます。

 

 

1、バンコクの北バスターミナル(モーチット・マイ)の3階、49番か50番の窓口で「ナコンラチャシーマ」までのバスのチケット購入。 所要4時間くらい?220バーツ 早朝から30分おきくらい?で頻発。 右側(多分50番)の窓口で買ったバスはラチャシーマの新バスターミナルに着いたから、そのほうがバスの乗り継ぎに便利。

 

 

2、ラチャシーマの新バスターミナル(第2バスターミナル)の一番奥、24番か25番のとこから出る「ノーン・タイ」行きのバスに乗る。21バーツ。

 

 

お弁当も売ってます。

 

バスの運転手や切符切りのおばちゃんに「ワット・パー・ラックローイ!!」と何回か伝えれば、30分くらい進んだところで降ろしてくれる。

 

 

 

3、何もないところで降ろされて一瞬ビビるけど、横道があるので道なりにすすむ。 その辺の人に聞けば知ってるし、運が良ければ車やバイクに乗せてってくれる。

 

 

実は寺が楽しすぎて2日連続で行ったけど、両日ともその辺の人が車で寺まで載せてくれた。

中には「寺見てからバンコクに戻るけど乗ってく?」とまで言ってくれたおばちゃんもいたけど、1日かけてじっくり寺を見たかったのと、申し訳ないけど一応用心しておくためにもお断りしました。

 

 

4、到着。 入園料などは取られへんけど、中で線香買ったり、コイン入れて動かすアトラクション(???)もある。 両替してくれる人もいるので小銭はなくても大丈夫。 中にはしょぼいけど食堂や売店もある。 普通に見てまわれば2〜3時間で十分やけど、個人的にはじっくり時間をかけて見てほしい。寺を見終わったら、お寺の目の前の店でビールを飲みながら現地民を眺めるのもおつ。

 

確か本当は昼間はお酒の販売が禁止されてるはずなんやけど、田舎の個人商店なので気にしない様子。

 

 

5、4時頃にはお寺の売店とかも店じまいを始める。 閉園時間は不明やけど、明るいうちに帰るのがベター。 というのも、帰りは来たときに降ろされたところでラチャシーマ行きのバスにアピールして止めなあかんので。 21バーツ。

 

6、僕はラチャシーマからアユタヤに移動したのでよくわかりませんが、バンコク行きのバスなら夜でもきっとあるはず…。 時間に余裕があるならラチャシーマで一泊するのがおすすめですが、日帰りでも行けると思います。

 

 

 

つづく

 

ナコンラチャシーマ〜おすすめタイフード&おすすめ出来ないタイフード〜

前回までがネパール編で、これからインドへ突入するところなのですが、ひと呼吸置くためにも今回からはタイ編に入ります。

それくらいインドはやっぱり濃かった笑

 

インドビザをバンコクで取得するまで数日かかるため、その隙にタイの田舎にあるという珍寺・地獄寺に行ってみようじゃないか!と。

そこで、今や我が家では地球の歩き方より先に開く旅のバイブル「奇界遺産」にも載っている寺「ワット・パー・ラックローイ」に行って来ました。

 

高速バスで4時間くらいで拠点となる町ナコンラチャシーマに到着。

まずは歩き方に載ってた宿を抑える。

 

 

 

この町自体はここ以外そんな観光名所というわけでもないけど、一応この偉い人が熱心な仏教徒には人気な様子。

 

ゴテゴテした解釈でデコられた仏像もあるよ。

 

屋台通りでおいしい麺が食べれます。

 

麺もいろんな種類が選べます。

 

その場でゆでてトッピング。

 

一杯100円くらいですんごくおいしい。

 

おっちゃんおばちゃんも愛想良かった。

 

僕が訪れたときには何か祭りっ​ぽいものもやってた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、ここに来てついに遭遇してしまいましたよ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虫!!!

 

イナゴやタガメ、あと芋虫の類…

 

エビが同列なのね…

 

 

でも味としてはエビっぽいって聞くし、食べた人でまずいって言う人には会ったことが無いし…いつかはトライしてみたい…かもしれない…。

 

 

 

 

 

つづく