マラケシュ散策〜ハマム+フナ広場の屋台〜
*当記事はアメブロからの引越しの際に移設がうまくいってなかったようなので再UPしました。
この日はきみくんが前々から楽しみにしてたという「ハマム」へ行くことに!
トルコやモロッコでは公衆浴場のハマムが庶民に大人気。
サウナで一日中あかすりしてる地元の人もいるくらいらしい。
宿でお勧めのハマムを予約してもらった。
一回三千円ちょいと結構高い…けど自分の誕生日ということもあり奮発!!
さすがに公衆浴場とは違い、観光客向けに内装もいい感じ!
ていうかエロい!!
お年頃なきみくんはもう「なんか期待しちゃいますねえ!!!」と顔が緩んでいる。
待合室でお茶をすすりつつ順番を待つ。
順番がやってきたので、パンツ一丁になり奥へと進んで行く…。
まずはシャワーを浴び、係のおっさんに促されるまま台に寝転がらされる。
続いて何かナチュラルな感じのオイルをたっぷり塗られてサウナへ。
サウナでは定期的にぶしゅーーっ!!と蒸気が吐き出されてけっこう暑い。
蒸されに蒸されたところで外に呼ばれ、先ほどの台に寝かされ、おもむろにあかすりが始まった。
おっさんが無言でひたすらに体をこすりまくる。
ちょっと痛いくらいやけど、おっさんの分厚くごっつい手によってぽろぽろと垢がこぼれおちていく!
26歳にして人生初の垢すり!
25年分の垢全部落としてもてーーー!!!
俺は生まれ変わるんやーーー!!!!!
あかすりを終えたら、しばしリラックスタイム。
バスローブで横になり、火照った体をクーラーで冷ます。
アラビアンミュージックが静かに流れる中モロッカンティーをすする。
しばらくするとマッサージタイム。まな板の上のコイ状態の私。
お年頃なきみくんは、ここでもお姉さんが出てきて何か嬉しいサービスとかあるの!?
とそわそわしていたみたいですが、おっさんに揉みしだかれるのみでした。
これにて終了~。
サウナ、あかすり、マッサージの3本立てはちょっと疲れたけど、肌の色はかなり明るくなり、血行も良くなった気がする!
髪の毛にたっぷり塗られたオイルで、日焼けでいたんだ髪の毛も復活!!(多分)
ハマムを出るともう夕方。
昼間はだだっぴろいフナ広場は、夜になると屋台や大道芸人でにぎわいます。
人気の店には人だかり!
評判の良いとこに僕らも陣取って晩御飯。
大好きななすびがてんこもりーー!!!
他にもいろいろ!タジンもあります。
シェアすれば、色々食べれて一人400円くらい?やったかな。
揚げ物はその場であっため直してくれるし、味付けも日本人好みなんが多くておいしかったー!
広場が一望できるレストランから。
お腹も膨れたところで宿へ戻り、きみくんとビールで乾杯して、ささやかに祝ってもらいました。
ちなみに、その夜見た26歳の初夢は
ハマムでマッサージしてくるおっさんが興奮しだして僕の下半身まで手を伸ばし、
「あかんてあかんてあかんてえええーー!!!!!」
と必死で抵抗してるところで目が覚めるというもんでした。
今年も良い感じっっ☆
つづく
マラケシュ散策〜ライアンエアー+昼のフナ広場〜
*当記事はアメブロからの引越しの際に移設がうまくいってなかったようなので再UPしました。
出発から約3ヶ月。
アメリカ大陸を脱出し、スペインはマドリッドへ!!
ブエノスアイレスからはイベリア航空で。初体験です。
機内食(朝食)がスマート。
乗り心地は普通に良かった。難なくマドリッドへ到着。
空港がかっこいい!!
マドリッドでは一泊だけして、さっそくモロッコへ向かう。
ちなみに、マドリッド到着が9月24日、モロッコへ出発するのが25日…。
ということで…。
マドリッドで26歳の誕生日を迎えました!
宿の誰もいない、地下の薄暗い共有スペースで。
ディナーはカメラの出費を賄うため、1ユーロサラミと食パンとビールで厳かかつスピーディに。
そういや去年の誕生日は、サンプリングに行ったガーナで下痢に苦しみながら、血液サンプルを無心に遠心分離機にかけてたなあ…。笑
ということで26歳最初のフライト。
ここで使ったのが悪名高きLCC、「ライアンエアー」!!
安さ相応のサービスとルールで賛否両論のLCC…。
しかし、マドリッド→マラケシュの航空券が片道約20ユーロという破格には飛びつかずにいられない!!
荷物預けは別料金で、15kgまでは25ユーロ。航空券より高いがな。笑
これだけ安いからには、隙あらばお金をねん出させようとしてくるのも当然。
ネットでの予約は手数料取られるし、
ボーディングパスはプリントアウトして当日持参せな65ドル(!)罰金取られるし、
機内持ち込みの手荷物が既定のサイズを少しでもオーバーするとこれまた罰金。
ライアンエアーのスタッフは違反者を見つけるごとにボーナスが出るらしいので、彼らもガチです。
30分くらい鞄の中身を出したり入れたりしてサイズ調整してた人がいて、
ようやく荷物チェックをクリアしたときには乗客一同から拍手が巻き起こった。笑
ちょっとした仲間意識が芽生えてました。笑
ディレイも普通かと思ってたけど、朝一の便と言うこともありほぼオンタイムで出発!
コスト削減のためか、緊急時用のパンフなどはなくシールが座席に貼ってあるだけ。
よく見るとけっこうかわいい。
なんともチープ。笑
2時間くらいでマラケシュ空港に無事着陸!
着陸と同時に「パンパカパカパパンパカパカパパ~~~~♪」といかにもチープでめでたい感じのファンファーレが鳴り響いた!笑
嫌いじゃないよ!こういうサービス!!笑
後で聞いた話では、ライアンエアーでは、オンタイムで、満席で、無事に着陸できると乗客はみな歓声を上げるらしい。笑
きっと奇跡に近いんやろな…やはり日本のクオリティは素晴らしい。
といったところで、プチイベント・ライアンエアーでの移動も終了。
初イスラム圏!初アラビア圏!!です!!!!
空港の装飾からして異国情緒あふれてます!
幾何学模様がイスラム圏な雰囲気!
スモーキングエリア。
さっそく読めないアラビア文字!!
ここでバスを待っていると、「日本人の方ですか!?」と声をかけられる。
飛行機乗る前から「何かいっかついアジア人おるな~~…」と思ってたら日本人やった。
どれくらいいかついかって言うと
これくらい。
プロレスラーみたいなガタイの持ち主!!
でも最後にはこれくらい仲良くなります。
スペインで留学中のきみくん。
一人旅はあまり慣れていないのか、声をかけてきた時の少し心細そうな顔がちょっと可愛かった。笑
マラケシュの宿も同じとこ予約してたので、この後しばらく一緒に行動することに。
シャトルバスで旧市街の中心・フナ広場まで移動し、地図を頼りに迷いながらも宿に到着。
ウェルカム・モロッカン・ミントティー。激甘で、ミントがっつり効いててめちゃうまい。
荷物を置いて、まずはフナ広場名物のオレンジジュースをいただく。一杯40円くらい。
どこの店がうまい!とかあるみたいで、噂に従って行ってみるもちょっと薄い。
氷が溶けてしもてるんかな。それでもフレッシュでおいしかったけど。
ちょっと町歩きして
メディナ(旧市街)の雰囲気をうかがう。
お腹も減ったところで、安レストランでお昼!
一回食べてみたかった「クスクス」。
味付けはカレーっぽくて良いんやけど、触感がもろもろぽそぽそでいま一つ…結構高かったのに。笑
世界どこ行っても味の変わらない安定の飲み物。(読めない)
休憩して一息ついたところで、この日は「ハマム」に向かいます!
つづく
シウダーデルエステ〜ローカルバス移動+カメラ購入+まさかの…〜
*当記事はアメブロからの引越しの際にうまくいってなかったようなので再UPしました。
3日ほどお世話になったペンション園田、通称「ペンソノ」!
マンガ、小説も充実!田舎なのにwifiはやめ!と沈没者が続出するのにもうなづけるとこでした!
2泊目から一緒やった荻野さん。
実は世界100カ国以上周ってるかなりの猛者!笑
お勧めの国や日本の旅人コミュニティの話など、いいこと聞かせてもらいました!!
そしてこの日、荻野さんはパラグアイの数少ない見どころの一つ
「イタイ・イタイ・プーダム」へ!
そして僕はというと、
イグアスの滝で油断してカメラが水かぶって調子悪くなってしまい、
旅に出てからというもの段々とコンデジでは物足りなくなってきてたし、
一生のうちにこんなに写真を撮って周れる機会はそうそうないやろし、
へそくりを出して食費削ればば何とかなりそう!!!
と自分への言い訳を並べたて笑、ここ南米で念願の一眼レフ購入を決断!!!!!
というわけで、この日は移住区からバスでシウダーデルエステの町へ向かいます。
ザ・ローカルバス。
床も木材。
シートもいい感じにぼろぼろ。
車窓から見えるのは9割がた畑!!!
たまに家族で物売りやってる人たちも。
……売れるんかな?笑
途中で荻野さんと別れ、ひとりシウダーデルエステに到着!
南米にいながら東南アジアのような雰囲気。なぜか靴下や下着の物売りも多い。
車は渋滞しやすいからか、バイタクも盛ん。
マテ茶用のポット。パラグアイ人はみんなこれを持参して、いつでもどこでもマテ茶飲んでる。
で、なぜパラグアイなんて辺鄙なところでカメラ購入を決断したかというと、
この町は「南米の秋葉原」と呼ばれるほど電化製品が品ぞろえ豊富なことで有名!
さらに日本の商品も免税価格で買えるとのこと!!!
割ときれいなショッピングモールもあり。
でも一本路地裏入るとちょっと怪しい雰囲気。
夕方3時か4時ごろにはみんな店じまいをして、人通りも少なくなり治安も悪くなるらしい。
バスターミナルでブエノスアイレス行きのバスを確認したところ、2時と4時にあったので、カメラ買って戻ってきたらちょうどいいくらい!
意気揚々と買い物開始!!!!
いくつか店を回り、あらかじめ目星をつけてた機種を探していくことに。
ブラジルやアルゼンチンから現地の人が電化製品や日用品を買い込みに来たり、
旅行者もイグアスの滝を見たついでに買い物していったりするため、結構英語も通じる!
まずはペンソノの情報ノートで、エステでカメラを買ったという人がお勧めしてた店で相場を調べる。
きれいな建物で、いかにも外国人旅行者向けなお店。でもその分信頼はできそう。
次に、雑居ビルの小さなお店で探りを入れる。
同じ機種でも店によって言い値が違う。
値切りに応じてくれるとこもあれば追い返されるとこもある。
保障書の有無、本物かコピー商品かなど色々聞き込み。
パラグアイでは正規品を分解してコピーしている。(リコンシダルダッド?と呼ぶらしい。)
その分100ドルくらい安いけど、のちのち不具合が生じることも多い。
4,5軒まわって、だいたい相場もつかめたので、「Passion」という素敵な名前のお店で商談開始!
最初の言い値は680ドル。
しかし、すべてキャッシュの米ドルで払うから!と660ドルにまで値切った。
エステでは米ドルのキャッシュが最強で、クレジットカードで買うと値段が10%アップするという理不尽さ。
米ドルは一回5ドル手数料がかかるけど、その辺の銀行で引き出せた。
お目当ての機種はNiikonのD-5100。
日本よりはさすがに高いけど、他の国で買うよりは安い。
一眼のことは何もわからんけど、あらかじめネットやカメラマンの友達から情報収集しといたからハズレではないはす!
一眼入門にもいい感じとのこと。
何より、この次に行くモロッコに間に合わせたかった。
雑居ビルの奥、せまい店内でパラグアイ人のおっさんたちに囲まれながら、店長がカメラを仕入れてくるのをしばし待つ…。
ちょっと怖い。笑
20分ほどで、どこからかカメラを持って店長が帰ってきた!
早速商品のチェック!
付属品は…揃ってる。
言語設定で日本語が使えることも確認!
電池やSDカードを入れて、モードを変えたりして実際に撮影してみる。
エステでカメラを買った人のブログでは、液晶モニターに不具合があったり、
PCにデータを取り込む際にエラーが出たりしたという情報もあたので、そこもしっかりチェック!
…全部正常!!!!
店長も「こいつあ良い品だぜ??」とニヤリ。
ここで「OK!」と握手して商談成立!!!
お互い納得のいく価格で、なかなか良い買い物をしたと思う。
ここで一気に肩の荷が下りた感じがして、どっと疲れが出てきた。
慣れない街で気張って歩いてたからかな。
あとはバスに乗り込むだけなので、ぷらぷら歩いてターミナルへ。
サーカスが来てた。間近でテント見るのは初めて。
バスターミナルに到着したのが3時。
バスは4時発やからちょうどいいね!とチケットを買いに行く。
本日のお仕事、これで終わりーーーー!!!!!
…のはずが!!!!!
オフィスでパスポート見せて、と言われて出すと、スタッフの顔が曇った・・・。
「これ何で出国スタンプ押してあんの??」
この前日、エステからブエノスアイレスに帰る人のブログを見ていたところ、
「バスはエステのエミグレには寄らず、結局出国スタンプをもらわないままアルゼンチンへ再入国!本当はダメなのかも!?」
と書かれてたので、自分なりに気を利かせて、買い物ついでにエステのエミグレで出国スタンプを押してもらっといた…。
しかし、スタッフによると(スペイン語なのでいまいちよくわからんけど)
・うちのブエノスアイレス行きのバスは、エンカルナシオン方面の国境から出国するから、そのときに出国スタンプもらわなあかん
・エステの国境の出国スタンプがある状態やと、エステからアルゼンチンへ出国しなければならない
・エンカルナシオン方面の国際バスで帰りたいなら、パラグアイの入国スタンプもう一回押してもらわなあかん
とのこと…。
自分がブログで読んだのは他の経路で行くバスのことなのかもしれない…。
このとき、バス発車まで残り45分。
僕「……まじで?」
スタッフ「いそげーーーー!!!!」
ミッションインポッシブル開始!!!
そっこうでターミナルを出るが、バイタクが全くいない!
くそう!と思いつつあたりを見渡すと、一台だけタクシーが!
イミグレまでの値段を聞くと、なんと片道1000円弱!!
あきらかにぼられているが、治安も悪いこの町にとどまって明日のバスを待つよりはいい!
しゃあなしでイミグレへ飛ばし、エンカルナシオン経由のバスに乗ることを説明して入国スタンプゲット!!!
そして再びバスターミナルへ!
渋滞を避けるため、今度はバイタクを拾うがまたもやぼってくる!
しかし値段交渉の時間も惜しいので、「とりあえずはよ行って!」とバイクにまたがる!!!
明らかなぼったくり料金(タクシーとあんま変わらん)に、周りのバイタクの運ちゃんたちに「まじかよwww」と笑われながらも出発!!!!
いそげいそげーーーー!!!!!!!
そしてバス出発15分前。
息を切らしながらオフィスでパスポートを見せる。
…。
…。
無言でグッ!!!と親指を立てるスタッフ。
次の瞬間、二人で「いえええええええ!!!!!」と歓声を上げて無駄に盛り上がる。笑
このとき、僕と彼は山王戦終了直後の流川と桜木さながらでした。
そんなこんなでやっとこバスに乗り込む。
疲れた…。本当に疲れた…。
なんとも長い一日やった…。
でもこれで、あとは寝て起きたらブエノスアイレスやでーーーー!!!!と安堵の息を漏らした。
が!!!
まだこの日は終わらなかった…。
アルゼンチンとの国境で、乗客は荷物を持って降り、スタンプを押してもらったり荷物のチェックを受ける。
ここで職員に荷物を持って別室に来るよう言われる。
なんやなんやと思ってたら、職員の方には「Custom」の文字…!!!
そう、税関の存在をすっかり忘れていた。
というか高価な物とか免税品を外国で買ったことなかったから、関税について僕は全くの無知!!
買ったときの箱のままカメラを持って、のこのこと国境超えようとしていたのです・・・。
あとあと調べたことから推測したとこによると、どうもシダーデルエステで安く電化製品が買えるのは、
それらが闇ルートで輸入されたものだからだそうで、本来なら課税されているはずの税金が加えられていない…!!!
あと、アルゼンチンへの電化製品などの輸入は厳しく取り締まられてるとかいないとか・・・。
何とか聞き取れた説明によると、450ドル?までなら課税対象外だけど、それ以上はダメ。
このカメラ買った時の領収書とかが無いか荷物を検査させてもらう、と言われる。
他にも呼び出されたおっちゃんがいて、僕と同じように新品同様のカメラを持ってた。
「これパラグアイで買ったでしょ?」と税関職員に聞かれるが、箱やレシートは処分してたみたいで、しらばっくれて結局おとがめなし。
最初はスペイン語わからんふりしたり、とりあえずしらを切ってその場をやりすごせないかと試してみたけど
職員の顔がガチ+荷物の検査もガチ+国相手には勝てない+バスが僕を置いて行ってしまう可能性もあり
ということを考慮し、さらにもう本当に疲れ果てていたので、お金で解決できるんならしてしまおう…と諦める。
結局、税関職員はスペイン語しか話せなかったので十分に説明は受けられず
「TAX!!!」と言われるままに250ドル徴収されることに…。
予備のため多めに降ろしといた現金まで、有り金ほぼすべて徴収され、ほんとケツの毛までむしり取られる勢いとはこのことか!!
これなら他の国で買うのとあんまり値段変わらんか、下手したら高いし、何より日本の1.5倍くらいしてますやん・・・ともう意気消沈。
さらに疲れがたまる。
でも、これをきっかけに写真の腕を上げること、何よりこの子を大事にしてあげることを胸に誓った。笑
今度こそ、本当に全部終わった…と気が抜けたとこで、バスのサービスで晩御飯。
バス会社のオフィスに併設されたレストランにて。
まずはエンパナーダ(揚げぎょうざ)
あとはメインのお肉とか。味は普通。呼べばビールも飲める。
くったくたになり、お腹も膨れてすぐに寝てしまった。
翌朝、ブエノスアイレスに到着。バスターミナルはスラムに近い。
バスターミナル近くのボリビア人街。
ここの治安は最悪で、本当にやばいとこは世界でも治安最悪のヨハネスブルグ駅周辺に匹敵するらしい。怖い。笑
高い税金取られてまで手に入れたカメラを持ってかれちゃたまらん!と、そそくさとバスターミナルを立ち去った。
いやーちょっと寄り道して帰るだけのつもりが、思わぬ出来事に見舞われたパラグアイ…。
でもお金は帰ってこんし、勉強料と割り切って写真の腕をあげれるよう精進いたします…。
なお、カメラでの出費を何とか挽回するため、ここからしばらく1日2食は水とパンとチョコという、
何ともひもじい日々が少し続きます…。笑
そんなこんなで、お次は念願のモロッコ!!!
新しい相棒で写真撮りまくりー!!!
パラグアイ編・おわり
旅人の天敵!恐怖の南京虫!?治療・対策など、ダハブでの体験をまとめてみた!
痒い…!
時は2012年10月…
ダハブで日本人が集まる宿として多分もっとも有名な某宿。
ダハブに到着したその日、タクシーをシェアした人たちはそちらの宿へ行くというので僕も便乗した。
そしてドミに泊まって2日が経ったころ……
かゆい。
めっちゃかゆい。
どないなっとんねんってくらいかゆい!!!!
そして両手両足の福から出ている部分には赤い発疹が…
知ってる…
俺はすでにこれを知っている…
そう、モロッコのシャウエンで初めて出会ったあいつ…
俺にしては珍しく、存在そのものが罪と言い切れるほど憎んでいるあいつ…!!
夜も眠れないほど俺を苦しめるのはお前しかおらん!!!!
このクサレ南京虫がああああああああああああ!!!
南京虫とは?
トコジラミ(通称南京虫、英語での通商はBedBug)はバックパッカーの間で(多分)狂犬病の犬の次くらいに恐れられている虫!
(イラスト;http://www.irasutoya.com/2015/05/blog-post_983.html)
そのかゆみは強烈で、僕は夜中にかゆすぎて何度も目が覚めたり、日中も体中をかきながら、もう泣きそうになりながらシャウエン観光したほど。
こいつらは夜中、暗くなるとシーツとかの間から出てきて服から出ている手足などを歩きまわり、一か所でちゅーーっとやってくれりゃあいいのにご丁寧に5か所も10か所も血を吸っていく!
しかも蚊の何倍もかゆく、それが数日続き、噛まれたところが強く日に焼けると跡になって消えない…というまさに人類の敵になるために生まれてきたような種族なのです。
wikipediaによると、日本のある旅館に泊まったお坊さんが布団に潜んでいた南京虫に体中をかまれ、痒さのあまり葬式をキャンセル、宿に損害賠償を求め勝訴したという話も。
タチの悪いことに、こいつらは生命力もゴキブリ並に強く、なんと最長1年半以上も無吸血で生存したという調査報告もあり。
さらに、非常に平べったい体をしているので、ちょっとした隙間に入り込む。
そしてバックパッカーの寝袋やバックに入り込み町から町へと移動するだけでなく、卵をうみつけていく。
そのため一度持ち物すべてから南京虫を排除したと思っても、しばらくしてまた発生…ということも。
長い間、何回宿を変えても南京虫の被害から逃れられなかったパッカーの人が、ある日自分のパソコンから南京虫が出入りしているのを見つけた…なんてぞっとする話もある。
で、こいつら見つけたときに手でぷちっと潰そうと思ってもなかなかつぶれない。
そのため今では見つけ次第、最大限の憎悪をこめて踏みつぶすようにしてます。
人によってはナイフで突き刺す人もいるらしい。
この宿で一緒にドミに泊まってた坂本さんも南京虫にやられてた。
しかも、ある朝短パンの折り返したすそを元に戻してみると、南京虫がぽろぽろと…なんて恐怖体験もされていた。笑
正直ここの雰囲気は自分には合わないし、ドミは汚いし南京虫は出るしで、ダハブ到着三日目でもう一つの日本人宿にお引越し。
しかし痒みはおさまってくれない…。
シャウエンのときみたいに我慢するのはもう嫌!!と思い、この旅で初めて病院にかかることを決意。
なぜか入院
保険会社に電話したところ、ダハブに保険で全部カバーできる病院があるというのでお願いした。
エジプトらしからぬ綺麗な建物。
ドクターに事情を説明し、診断してもらう。
アレルギー反応を抑えるための薬を出してもらうことになったけど、なぜか「一晩入院して様子を見なければならない」と言われる…。
真相は不明やけど、少しでも保険会社から治療費をふんだくろうという病院の方針な気がする。
最低限の薬出して帰らせればいいところを、あれやこれやと付け加えてひと儲け…。
アナフィラキシーとか起こるならもっと早い段階で出るやろし…でも遅発性の可能性もなくはないのか?
使う薬へのアレルギーが出ないか確認したかったのか?
どっちにしろ英語でそこまでのコミュニケーションはできない。
まあ自分は一銭も払わんでいいから良いんですけどね…。
入院した部屋がこちら。エアコン、テレビ、ホットシャワー付きでwifiフリーといたれりつくせり!
トイレもきれい!
ドライヤーまで…!
アメニティも充実
冷蔵庫の中のものは全部飲んだ(貧乏性)
無駄に点滴
かゆいの以外は健康そのもの
しかし、頼みの綱のiphoneの電池が切れるとあまりにも暇すぎ…
しゃあなしでエジプトのテレビを見るが、ようわからん儀式の様子しかやってへん…
出してもらった薬は強力で、一発でかゆみは引いた!!素晴らしい!!
でもまたもや保険金対策か、こんなにいらんでってくらい薬を処方されたので、この後アフリカ南下予定の小渕夫妻に進呈しました。
お気をつけて~
さて、こちらの病院食ですが、「なんでこんな不味そうに盛り付けれるん…」てくらい悲しいクオリティ。
朝飯
昼飯
病院側としてはもう一泊させたいと思ってたみたいですが、こんなところもうおりたくない!とごねて帰りました。
でも人生初の入院生活も経験できて良かったかな。
保険入ってて良かった。
薬ももらって、ひとまず南京虫に必要以上に怯えることもなくなりました!
対策など
基本生き物には敬意を払う僕ですが、こいつらに対しては、愛するとか忘れるとか許すとか、そういったことはもうできない。
決して分かり合えない存在にまで昇華してしまった…。
駆除は個人レベルでは難しく、業者を呼ばないとダメ。
でも多額の費用がかかるうえに100%駆除できるとも限らんから、安宿やと放置してるところが多い。
「あそこの宿は南京虫が出る」って噂は日本人の間で広まりやすいし、それだけで宿を変える人もいるくらいやから宿としても気は抜けんと思うんやけども…。
近年では薬剤耐性を持つ南京虫が増えてきているらしく、数十年前にDDTなどでほぼ駆逐したはずの南京虫は先進国でも問題になりつつある。
アメリカなどでは小学校から「BedBugを子供が学校に持ち込まないよう、各家庭での対策にご協力ください」なんてプリントが配られるほどらしい。
以下、南京虫が出ると噂の場所(◎…実体験、○…確認した人から聞いた、△…ネット)
- ダハブ 一番日本人が集まってた宿のドミ◎
- ダハブ 某レストランのソファ◎
- シャウエン 二つ並んでる有名な安宿のソファ◎
- イスタンブール もう閉鎖した日本人宿のソファ○
- エルサレム 日本人に有名な宿のドミ○
- 南米 インディヘナとの乗合タクシー○
- イグアス 標識が目印のホステル△
- エチオピア 公共バスの車内△
自分が調べた範囲での南京虫対策
- 宿で部屋を下調べする際に、ベッドは湿っていないか、シーツはパリッとしているかも見る。湿っている場合、ちゃんと洗濯などしていないこともある。
- シーツなどをめくり、茶色~赤黒い小さな染みがあると南京虫率高し(つぶれた跡や糞??)
- 寝具だけでなく、共有スペースのソファなども要注意!
- どうしても南京虫のいそうな部屋で泊まらなければならないときは、電気を消さずに寝る。(暗闇を好む=多分負の走光性がある)
- 〃、半そで、短パンは避けて、肌の露出を少なくする。腹や腰も要注意。
- もし持ち物に南京虫が付着しているのを見つけたら、全て処分するのが望ましい。
- 処分できない場合は60~70度以上のお湯に1時間以上つける。
- 噛まれたら、後が残りやすいので日焼けは避ける。
- 海外旅行保険も有効
旅人の皆様!お気をつけて!!!
*この記事は自身が過去にアメブロで書いた記事をリライトしたものです。
アイスランド 冬の絶景ドライブ 宿情報まとめ(2017.2〜3月)
アイスランドの宿(2017年2~3月現在)
*現在滞在中なので、随時更新中です。
アイスランド一周ドライブする途中で泊まった宿のまとめです。基本的にはBooking.comで目的地の町を打ち込んで、安くて評価の高いところを探して予約…という流れ。
物価の非常に高いアイスランドでは、安くて評判の良い宿は冬場でも満室ということも(レイキャビクは特に)レイキャビク以外の町では基本的に前日〜2、3日前の予約で安い部屋は取れたけど、飛び込みで安い部屋に泊まれる保証は無い。
一方で、悪天候で移動ができなかった場合にキャンセル料が発生するリスクもあり…。どのタイミングで宿を取って行くのが良いのかはよくわかりません。
ホステルには基本的に共用キッチンがあって、コンロ、電子レンジ、電気ケトルはどこにでもありました。
レイキャビクの宿
Kex Hostel
内装、スタッフ、いちいちカッコイイ。
立地も良く、最安ドミは寝袋・タオル持参なら3800円くらいでもしかしたらレイキャビク最安??
他のドミは掛け布団、タオルなど込みで6500円くらい。
個室は泊まる気がしないくらい高い。
室内はある程度あったかいのでそれなりの寝袋があれば十分。共用スペースは少し足元が冷える。
キッチンの設備はそれなりで困りはしないかな、というくらい。トースターが無かったのは残念。
2階併設のレストランがこれまた素敵でめっちゃ使ってみたかったけど、節約のため遠くから眺めるだけ…。
イベントがよく催されていて、2階のラウンジでドムドムとクラブミュージックが流れている時もあるが、泊まってた4階まではそこまで届かなかったので気にならず。
大きい宿にも関わらずスタッフも親切だった。
Hostel B47
Kexの寝袋ドミを除けば、レイキャビク中心部では最安?(5000円くらい)寝袋は不要、バスタオルも付いてくる。
Sundhallプールの隣で立地も良い。
でもクオリティは値段相応かも?
建物の上の方はなんか別の建物で、1〜2階が宿になっている。管理人は不在のことが多いので、着いたら電話する(wifiは繋がるがskypeとか持ってなかったら他のゲストに電話してもらう)
で、部屋の番号とドアの暗証番号を教えてもらって勝手に泊まる。
夜間は玄関が施錠されるので、そこの暗証番号を予約の時に教えてくれるはずらしいが、自分には送られて来なかったので夜中に着いていたら入れなかったかもしれない。
支払いはオーナーがたまにデスクにいるので、その時を見計らうか、予約の時に前払いしておくのかな?
タイミングが合わなかったらどうなるのかな笑
オーナーの感じは悪くなかった。
掃除はおばちゃんが一人でしており、特に土日はおばちゃんが休みのようで、僕が泊まった時はマナーの悪いゲストが多く食器放置で水周りが荒れ、ゴミ箱が溢れかえっていた。
さらに、インド人ファミリーの子供たちが電気ポットで牛乳を沸かして溢れさせて放置。
韓国系ゲストが使用済みトイレットペーパーを流さずトイレのゴミ箱に貯めていく。
謎の中東・アフリカ系ゲストたちが大音量でskypeしてたり裏声でブツブツ言ってたりする。
寝てると2段ベッドの上の奴が酒に酔って靴を落としてくる。
もうわや笑
でも学生時代の寮での共同生活で耐性があったので(トイレットペーパーのは別として)僕は普通に滞在できました。
コンロは外の離れにあるので使い勝手が悪い(と言っても徒歩10秒だが)
ドライヤーはなぜかシャワーの無いトイレに備え付けてあった。
セキュリティロッカーはHPには無料とあるけど、駅のコインロッカーみたいなやつが置かれていて小さいやつで1日300円くらいかかってた。
wifiは人数いても速い。
昼間は人が少なく静か。
内装のセンスはよくわからないが頑張ってはいる笑
まあおすすめはしませんが、ゲストの質ももタイミング次第だし、立地と値段は良いと思う。
寝に帰るだけで、安く済ませるならありかな〜。
B14
中心部のダウンタウンからは少し離れているせいか、ドミトリーは毛布込み・タオルなしで4500~5000円くらいと少し安め。
でもダウンタウンに行くのにバス(3番または6番+α、日曜祝日の朝はバスが無い!)で往復900円くらいかかる。
ダウンタウンまでは歩くと45~60分くらいかかるが迷うことはないはず。
主に3番か6番のバスで15分もあれば移動できるけど、現金(全て小銭)やチケットを用意するのが面倒。
基本的に管理人はおらず、メールか電話でのやりとりになる。
ネットでは女性専用ドミがあったので、自分は混合、嫁は女性専用ドミで予約し、掃除係のお姉さんにもここは女性専用だよと教えてもらった部屋にはすでに男性が泊まっていた。
ドミについてのメール問い合わせに返信はなかったけど、まあ海外なんて基本適当だし〜と割り切った!
各ベッドにカーテンが付いてる点や、宿のすぐそばにスーパーBonusがあるのはすごく良い。
昼には掃除のスタッフが来てしっかり掃除していた。
宿には音楽教室が併設されていて、昼間はレッスンの音が聞こえてくるが日中出かけるのであれば問題ない。
子供達が一生懸命歌っているのは聴いてて可愛かった笑
CDとか飾ってあるし、オーナーは音楽プロデューサーが本業なのかな…?
郊外の宿
Guesthouse Langafit
レイキャビクを出発して初日に泊まった宿。
チェックインは4時からで、少し早めに着いたら無人だったけど4時にはおばちゃんがちゃんと来た。
感じの良いおばちゃんだった。
個室の部屋は毛布、バスタオル込みで6000~7000円くらいだが近所の宿よりは安いし普通に綺麗で暖かい。
ドライヤーあり。
キッチンでコーヒーや紅茶はフリーだった。器具はそれなり。
宿の裏がキャンプサイトになっていて、トイレ、キッチン、シャワー、ホットプール、wifiのみの利用だと格安らしい。
キャンピングカーで移動している人がそうやって泊まっていた。
宿の前にはガソリンスタンドもあり。
隣の謎の施設の鍵が宿にあって、温水プールに24時間入れる。
熱すぎずぬるすぎない温度。最高。
Akureyri H.I. Hostel
個室、寝袋、タオル持参で一泊4000円ほど。
すごく綺麗で立地も良い。
キッチンが23時で使えなくなってしまうので、オーロラハントして帰って来てからゆっくり晩御飯…てのは難しいのが唯一の難点かも?
頼めば 電気ポットくらいは使わせてくれたのかな?
でも綺麗で良い宿でした。
Post Hostel
アイスランド東部、フィヨルドにある小さな町セイジスフィヨルズル。オフシーズンのためか割引していて、個室で7000円くらい(現金で払うと言ったら小銭の分は負けてくれた)
今回泊まった宿の中では一番良かった。
部屋の窓からは裏の崖と滝が見えた。
部屋、廊下、キッチン、どれもすごく綺麗!
キッチンにはドリンクバーにあるようなコーヒーメーカーもあって飲み放題。
朝にココア3回くらいおかわりした笑
個室では最安値だったけど、後で調べたらドミでもう少し安い宿があったみたい(名前忘れた)
でも満足。
Höfn Hostel
ホプンのユースホステル。
同じ町の高い方の宿:Hofn Hotelと最初間違ってたので探すのに苦労した。
掛け布団つき、タオルなしのドミで3800円くらい。
町のプールでシャワー浴びたので、その辺は不明。
キッチンはこじんまりしてるけど、まあ普通に使えたと思う。
宿の裏の丘からの眺めが良い。
Puffin Hostel Vik
ブラックサンドビーチで有名な町、ヴィークの宿。
同系列のホテルの隣にあるホステル。
スーパーのすぐ近く。
建物は古いがよく言えば趣があって個人的には好き。
でもシャワーのお湯がすぐぬるくなって苦労した。
wifiやや不安定。
キッチンも最低限といったところ。
4畳半くらいの個室で5500円くらい。
予約時に宿から「身長の高い人にはベッドが小さいよ!」とメールが来た。
173cmの自分は全く問題ありませんでした。
Golden circle apartments
ゴールデンサークルは日帰りで十分行けるけど、せっかくだから郊外のアパートメントタイプの宿にも泊まってみたい!ということで嫁と宿泊。
一泊一人7000円くらい。
スーパーやガソリンスタンドも近く。
GeysirやGullfosにも車ですぐ行けるのでオーロラハントにもGOOD!
設備は言わずもがな!
すぐ近くに Laugarvatn Fontanaという高めの温泉もある。
温泉やサウナであったまった後、湖にドボン!というフィンランドっぽいこともできる。
条件さえ良ければ温泉に入りながらオーロラ鑑賞…も夢じゃない。
…とまあこんなところです。宿の値段だけでなく、印象もタイミングによってガラッと変わるので、あくまでご参考までに!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
アイスランド 冬の絶景ドライブ レンタカー・保険の準備
こんにちは。
今はアイスランドでブログを書いています。以前も世界一周の時に旅ブログをつけてましたが、その時のテンションって文章に出るんですよね。
書く時間が十分にあったこととか、若かったこともあると思いますが、そうして出てきた旅してる時の自分のウェーイwな感じって帰国後に読むと少し恥ずかしかったりするんですよね…夜に書いた日記を翌日読むような。なので今回は少し抑えめでいけたらな…と。
楽しそうな感じが良いと言ってくれる友人もいたし、色んな旅人の楽しそうなブログは旅行に行けない人の楽しみになってたりもするんですけどね。
それでも旅のテンションが文に滲み出てるときは、暖かい目で察してやってください。
車の手配
いざ!レンタカーで気ままにドライブ!!ウッヒョおおおお〜〜い!!!
というわけで、レンタカーを手配。空港など現地のオフィスで当日手配ももちろん可能ですが、借りたい車種などが決まっていればネットで予約しとくのが無難かもしれません。
初めGuide to Icelandから予約しようとしましたが、借りたい日の一週間くらい前では希望の4WDのオートマは超高額なものしかなく、City car rentalの方で再度探して、安くはないけどまあいいか、というところで借りることができました。もっと大手のレンタカー会社の方が保証とか対応もしっかりしてるのかもしれませんが。
空港で車を受け取り、そのままドライブへ!という方法もあるけど、日本から乗り継ぎで35時間くらいかけて到着予定だったので、さすがに休みたいと思い、レイキャビクの宿近くのオフィスでpick upでの申し込みに。やはりレイキャビクに着いた時にはヘロヘロだったので、休む時間を設けておいて良かったなと思った。
一周ドライブはゴールデンサークルも入れると8~9日間でちょうど良いと思う。
でもドライブを終えてレイキャビクに戻った途端、風速30m超の嵐!!その翌日には交通網完全マヒのドカ雪!!レイキャビクから一歩も出れねえ〜!!!
というのもあったので、やっぱり余裕を持って計画を立てる必要がある。
夏場は雪は無いけど嵐はあるかもしれんし、何より行けるところがもっと増えるし、もっと時間を使ってじっくり周ると良いと思う。いつになるかわからんけど、夏にもう一度来たい!!
国際運転免許証
日本の免許を持っていれば、各地の運転免許試験場で取得できる。詳しくは各試験場に問い合わせを。
今まで2回取ったことがあるけど、どちらも即日(1時間くらい)で発行してくれた。費用は2500円くらい。(写真がなければ試験場で600円くらいで撮ってくれた)試験なども特になし。
全ての国で有効ではないみたいだけど、グランドキャニオンの周辺やイースター島などでレンタカー借りた時も日本の免許とセットでこれを出すと問題なく借りれました。中には国際運転免許証なしで車借りる人もいるみたいですが、無免許運転と同じになってしまうので絶対やめましょう…!
保険
どんな時でも保険は必須。そして冬のアイスランドはこんな感じ。あんまりケチらない方がいい。
CDW(免責保証)、TP(盗難保険)は最初から含まれていたので、SCDW(CDWの内容を補強;免責にかかる費用が最大10万円程度になる)のみ追加。なお、NOC(ノン・オペレーションチャージ;車が修理などで使えなくなった場合にレンタカー会社に払わなければ行けない費用)が生じるのは日本と同じ。
基本的なことはこちらを参考にさせて頂きました。
http://車と保険.com/qa/kaigairyoko.html
他にも小石が飛んできてフロントガラスやヘッドライトが割れた時の保険、火山灰などによる損害の保険などもあったけど、その辺はパス。冬場の雪道メインなので小石が跳ねてくることもなかった(夏場はどうかわからんけど)
火山灰のは数年前に噴火があった時にそれで壊れた車が多かったためにできた保険らしい。タイヤなどは保険の対象外なので、パンクとかしたら修理は実費で、ともらったプリントに書いてあった。
あとレンタカーの保険オプションに自身のケガに関するものはなかったけど、通常の海外旅行保険でも車の運転による負傷は補償されるとのことだったのでスルー。逆に誰かを負傷させてしまった時はどうなの?とレンタカー屋さんに聞いてみたら「SCDW入ってるから大丈夫だ!」と言われたけど、これって対物のみじゃないの…?と思いつつ英語力に自身がなく、まあいいか…と流してしまった。本当はちゃんと確認しないとダメですよね…。
車には借りる時すでに擦り傷は結構付いてたけど、レンタカー屋も「細かい傷は気にしないから!」と言いながらさっさと受け渡しを終わらせてしまった。念のため、後でもめないように全方向から車の写真を撮っておいたけど、返す時もほぼチェックなしで「はいどうも〜♪」という感じで5秒で返却が終わったのであまり神経質にならなくても良かったのかも。まあ念には念を!
車とは関係なく、海外旅行保険にも入ってました。万が一事故った時のため、治療救援費用のとこは無制限にしといた。でも海外で車の運転時のケガとかって保証されるのか調べたけど結局よくわからず…。いくつか会社を比較するのはサイトで簡単にできます。
車種
4WDのAT、HYUNDAIのSantafe(or similar)てやつでした(写真の)。
四駆と二駆でスリップのしやすさは変わらない、との前情報やったけど、駐車場で他のレンタカーを見てる限りでは四駆にはスパイクタイヤが、二駆の乗用車にはスタッドレスタイヤが装備されてる感じだった。そのお陰かアイスバーンでも一度も滑ることはなかった。(もちろん安全運転ありきの話)
あとはやっぱり雪にはまって(スタックして)抜け出せなくなるのが怖かった。基本一人で移動するので、どこかで一人でスタックしてしまった時に頼れるのは四駆かなと…
そして一応運転はできるけど、慣れない雪道でマニュアルはやばい!ということで、高いけどオートマで…というところで落ち着きました。
運転
日本では数ヶ月に一回、お出かけの時に運転するくらい。下手ではないが決して上手くもないと思ってます。
雪道の運転は何度かしたことがあるけど、慣れてる訳でもない。出発直前までネットで注意点とか見まくった。途中からYoutubeで雪道事故のまとめ動画ばかり見るようになり、不安にしかならなかった笑
雪国でよく言われる「ワイパーは上げておく」というやつはアイスランドでは一度もやってる車を見かけなかった。まあやるに越したことはないと思いますが。とにかく「急発進」「急ブレーキ」「急ハンドル」など「急」と名のつくことは常に控えるように気をつけました。
あと、道路のコンディションはこちらから毎日チェックしていました。最初の方は「よーし今日は雪道行くぞー!」と心の準備に大活躍。慣れた後も、通行止めになってないかどうかチェックし、ルートを選択するのに助かりました。(下図は東部の拡大図)
駐車場
アイスランドは基本的に路駐。レッカー車の看板が無いところなら、レイキャビク市内でも平日の夜と日曜は駐車料金がかかりません。
平日の昼間のみ、Pと書かれたところではお金を払って停めるようです。泊まった宿にはどこもフリーパーキングがあったので一度もお世話になりませんでしたが、機械での清算の仕方はこちら。
車の費用
9日間、保険込みで約74000円。それにガス代が一日に平均6000円くらい?トータル13~14万くらいでしょうか…。マニュアル車で二駆の乗用車ならもっと安くなるはず。夏場はハイシーズンやしどうなるのかな…?
ガソリンは基本クレジットカードで、セルフで入れるところがほとんどでした。中国人一家の観光客はちょくちょくいて、何台か車を借りるか、大きなキャンピングカーを借りてそれで移動してるみたいだった。そういう選択肢もあるのね〜。
実際借りてみて…
最高でした。ただひたすらに最高でした。
絶景の中を、自分の走りたいように走り、写真を撮れそうなところを見つけたら停まる。(迷惑のかからない範囲で)オーロラ予報がいい感じなら、街明かりの届かない郊外へ。快晴の空の下も、吹雪で全く見えない中も、自分の運転で乗り切る。
車と一体になった感覚で長〜い直線をひた走っている時にはマツダのCMよろしく「Be a driver」でした!笑 一方で「一歩間違えたらこれは死ねる。マジで死ねる。ほんま死ねる。」という道もちょこちょこあったけど、まあそれはまた追い追い…。
*雪道の運転は危険を伴うので、しっかりとした準備と計画のもと、安全運転で無理をしないことを強くお勧めします。雪にはまって動けなくなっている車、事故を起こした跡がある車、道路脇に転がっている車…一周している間だけで5台くらい見ました。くれぐれもお気をつけて。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
アイスランド 冬の絶景ドライブ 航空券・ルート・予算など
はじめまして。
はじめました。なんやかんやと思うところあって、こちらのブログにお引越し…。旅の写真とか、思うところとか、有意義なこと、しょうもないこと。色々ごちゃまぜで発信していけたらと思います。少しでも誰かの感性に触れられれば幸いです。よろしくお願いします。
*2017年3月末、もとのブログから引っ越し完了しました。
アイスランドでドライブ?
もう7~8年前。友人が何気無く写真を見せてきた。「これ、どこやと思う?」切り立った山々に鮮やかな緑。それまでにも海外にはちょくちょくバックパッカーしに行ってたけど、それは見たことのない風景だった。
「これ、アイスランド」
ほえ〜〜すげー。
素直にそう思った。
でも時間が経つにつれその記憶も薄れ、せっかく大学休学して世界一周までしてきたというのにアイスランドは見所を調べもせず見事にスルー!!(物価の高い国は避けてたというのもあるけれど)
そして数年後。
世界の主要な文化圏を大体見てしまったせいか、「これどっかで見たことあるわ〜」という感想が非常に多く、「こんなんあるんや!」という新鮮は感動はしばらく得られなかった。(去年訪れた石垣島はかなり良いところまで行ったけど)
簡単に見られるめぼしいところは大体見てしまって、あとは面白さを再発見していくような段階に入ったのかな。それとも歳のせいかな…笑とか思ってた。
そんな時。
いつも素敵すぎる写真がいっぱいの TRANSIT。その妹分birdという雑誌でアイスランドを一周ドライブした記事を見た。これは!まだ見たことないものなのでは!
そして今回ひょんな事からまとまった休みが取れたので、まだ見たことのないものを探して旅立つことに。他にも候補はあったけど、やっぱり悩んでアイスランドに決定。
そして、ツアーより自分のペースで周りたい、好きな時に好きなことをしたい!そんな協調性の無い私はレンタカーで一周ドライブすることに決めたのでした。
*現在birdは休刊中
「地球の歩き方」は無い。でもWifiはある。
無いんです。実は。なんでですかね。でも無いもんはしゃーないので、ネットなどで情報探し。
Lonlye Planetはあったので一応買いましたが、現地では一度も使いませんでした。というのもアイスランドのインターネット事情は非常に優秀。どこの田舎の宿でも基本free wifi!(安宿では接続が不安定な時もあるけど)
Guide to icelandという日本語記事の豊富なサイトや旅人ブログなども、日本で、現地で、大いに参考にさせてもらいました。宿もbooking.comで目的地の町で検索して、値段で並び替えて予約…というのが便利でスムーズでした。
ガイドブックは基本いらないと思うけど、素敵な写真や文章があると出発が楽しみになる!「大自然とカラフルな街 アイスランドへ」(大丸智子著)はレイキャビクや主要な観光地しか載って無いけど、アイスランドへの想いはつのらせてくれました!
航空券
毎度同じみスカイスキャナーで検索。出発の1ヶ月半くらい前(2016年末)にとりました。
成田
↓(エアロフロート・ロシア)
モスクワ
↓(〃)
↓(ノルウェジアン航空)
で片道6万円ほど。しかしバルセロナでの空港泊を含め、移動に約35時間かかったのはなかなかしんどかった笑 学生時代には大したことなかったはずなのに〜
ちなみに今回は時間がそれなりにあるので、アイスランドのあとスペイン、モロッコにも立ち寄ります。ルートとしては…
↓(ノルウェジアン航空)
↓(ライアンエアー)
↓(陸路)
メルズーガ、フェズ、シャウエン
↓(陸路)
アルヘシラス
↓(ジブラルタル国境超えフェリー+陸路)
↓(再び35時間の乗り継ぎ!)
日本
の予定です。時間(とお金)がもっとあれば、モロッコでアイトベンハッドゥとかにも立ち寄りつつ、旅程ももっとゆっくり組めるはず。スペインでも行きたいとこはまだあったけど、嫁にモロッコを楽しんでもらうスケジュールに(自分は2回目)
予算
航空券などの移動費、滞在費、食費、レンタカー代(トータル約10日)、ガス代(忘れない)、海外旅行保険、その他諸々…。旅のスタイルにもよるけれど、ご飯は自炊、基本節約たまに奮発のバックパッカースタイルで50日の一人旅。
気になるお値段は!
50~60万円くらいでしょうか…。
なお、アイスランドドライブのみに絞り、滞在日数も1週間〜10日程度、オフシーズンの冬に訪れる場合はもう少しお安くなります。
それでも30万円くらいはかかりますかね…アイスランドの物価の高さ!そこでレンタカーを借りようなどという贅沢!そりゃ相応の金額になってしまいます…。
ついでに今回は途中から嫁が合流するのでその分も追加で必要でした(オイ、嘘だろ…)
でもね、でもですよ。
もう今後行けるチャンスは老後までまず無いし(老後もそんな金と体力があるかもわからない)、結婚式は挙げずにその分どっか旅行しようと言ってたし(去年石垣島も行ったけど)、いつかいつかと伸ばしているうちにお金もチャンスも費やせない状況に陥ってしまい、言うてる間に不慮の事故…そうなったら成仏できない。
などなど、「一生に一度きりだから」と万単位のオプションをつけまくってしまう結婚式。「俺はこうやってお金を使うんやー!」と、決めたのでした(ご祝儀もらえないけど)
旅のルート
国道1号線がRing roadt呼ばれ、アイスランドを一周するように走っているので基本的にはそれに沿って行けば主要な町にはたどり着ける。「北海道はでっかいどー」と言われるが、アイスランドはそれより少しでっかいそうな。
地図の水色のルートとなんやかんやで合計2000kmくらい走ったことになるのかな。今回は時計回りで周って、最後にゴールデンサークルを一周という流れにしました。基本的には全面舗装されてて走りやすいけど、たまに道路に穴空いてたり、オフロードに突入することもあった。地図ではそれなりの道に見えても実際に走ってみると細い田舎道だったり…なんてことも。
季節柄、雪道が半分以上を占めてたけど、幸運にも事故などはなく一周してこれました。それでも車の運転には十分な注意が必要。車に関してはまた次回まとめて。
ドライブを終えて
これまでに世界一周したこともあって、正直最近は海外に行ってもあまり感動する風景に出会えなかった。
でも今回は久しぶりに大きく感動する風景に出会えて、その中をどこまでも気ままにドライブできて本当最高でした。
少しずつになると思いますが、書き進めていこうと思います。本職である研修獣医師の生活とかも今後発信して行けたらとも思っているので、まずはアイスランドの記録をちゃんと完結させないと〜
頑張りまーす。
最後まで読んでいただきありがとうございました。