獣の旅と音楽

旅の思い出、獣医としての生活、あと音楽とか

アイスランド 冬の絶景ドライブ レンタカー・保険の準備

 

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こんにちは。

 

今はアイスランドでブログを書いています。以前も世界一周の時に旅ブログをつけてましたが、その時のテンションって文章に出るんですよね。

 

書く時間が十分にあったこととか、若かったこともあると思いますが、そうして出てきた旅してる時の自分のウェーイwな感じって帰国後に読むと少し恥ずかしかったりするんですよね…夜に書いた日記を翌日読むような。なので今回は少し抑えめでいけたらな…と。

 

楽しそうな感じが良いと言ってくれる友人もいたし、色んな旅人の楽しそうなブログは旅行に行けない人の楽しみになってたりもするんですけどね。

 

それでも旅のテンションが文に滲み出てるときは、暖かい目で察してやってください。

 

 

 

車の手配

いざ!レンタカーで気ままにドライブ!!ウッヒョおおおお〜〜い!!!

というわけで、レンタカーを手配。空港など現地のオフィスで当日手配ももちろん可能ですが、借りたい車種などが決まっていればネットで予約しとくのが無難かもしれません。

 

初めGuide to Icelandから予約しようとしましたが、借りたい日の一週間くらい前では希望の4WDのオートマは超高額なものしかなく、City car rentalの方で再度探して、安くはないけどまあいいか、というところで借りることができました。もっと大手のレンタカー会社の方が保証とか対応もしっかりしてるのかもしれませんが。

 

guidetoiceland.is

www.citycarrental.is

 

空港で車を受け取り、そのままドライブへ!という方法もあるけど、日本から乗り継ぎで35時間くらいかけて到着予定だったので、さすがに休みたいと思い、レイキャビクの宿近くのオフィスでpick upでの申し込みに。やはりレイキャビクに着いた時にはヘロヘロだったので、休む時間を設けておいて良かったなと思った。

 

一周ドライブはゴールデンサークルも入れると8~9日間でちょうど良いと思う。

でもドライブを終えてレイキャビクに戻った途端、風速30m超の嵐!!その翌日には交通網完全マヒのドカ雪!!レイキャビクから一歩も出れねえ〜!!!

というのもあったので、やっぱり余裕を持って計画を立てる必要がある。

夏場は雪は無いけど嵐はあるかもしれんし、何より行けるところがもっと増えるし、もっと時間を使ってじっくり周ると良いと思う。いつになるかわからんけど、夏にもう一度来たい!!

 

国際運転免許証

日本の免許を持っていれば、各地の運転免許試験場で取得できる。詳しくは各試験場に問い合わせを。

 

今まで2回取ったことがあるけど、どちらも即日(1時間くらい)で発行してくれた。費用は2500円くらい。(写真がなければ試験場で600円くらいで撮ってくれた)試験なども特になし。

 

全ての国で有効ではないみたいだけど、グランドキャニオンの周辺やイースター島などでレンタカー借りた時も日本の免許とセットでこれを出すと問題なく借りれました。中には国際運転免許証なしで車借りる人もいるみたいですが、無免許運転と同じになってしまうので絶対やめましょう…!

 

 

保険

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どんな時でも保険は必須。そして冬のアイスランドはこんな感じ。あんまりケチらない方がいい。

 

CDW(免責保証)、TP(盗難保険)は最初から含まれていたので、SCDW(CDWの内容を補強;免責にかかる費用が最大10万円程度になる)のみ追加。なお、NOC(ノン・オペレーションチャージ;車が修理などで使えなくなった場合にレンタカー会社に払わなければ行けない費用)が生じるのは日本と同じ。

基本的なことはこちらを参考にさせて頂きました。

http://車と保険.com/qa/kaigairyoko.html

 

他にも小石が飛んできてフロントガラスやヘッドライトが割れた時の保険、火山灰などによる損害の保険などもあったけど、その辺はパス。冬場の雪道メインなので小石が跳ねてくることもなかった(夏場はどうかわからんけど)

 

火山灰のは数年前に噴火があった時にそれで壊れた車が多かったためにできた保険らしい。タイヤなどは保険の対象外なので、パンクとかしたら修理は実費で、ともらったプリントに書いてあった。

 

あとレンタカーの保険オプションに自身のケガに関するものはなかったけど、通常の海外旅行保険でも車の運転による負傷は補償されるとのことだったのでスルー。逆に誰かを負傷させてしまった時はどうなの?とレンタカー屋さんに聞いてみたら「SCDW入ってるから大丈夫だ!」と言われたけど、これって対物のみじゃないの…?と思いつつ英語力に自身がなく、まあいいか…と流してしまった。本当はちゃんと確認しないとダメですよね…。

 

車には借りる時すでに擦り傷は結構付いてたけど、レンタカー屋も「細かい傷は気にしないから!」と言いながらさっさと受け渡しを終わらせてしまった。念のため、後でもめないように全方向から車の写真を撮っておいたけど、返す時もほぼチェックなしで「はいどうも〜♪」という感じで5秒で返却が終わったのであまり神経質にならなくても良かったのかも。まあ念には念を! 

 

車とは関係なく、海外旅行保険にも入ってました。万が一事故った時のため、治療救援費用のとこは無制限にしといた。でも海外で車の運転時のケガとかって保証されるのか調べたけど結局よくわからず…。いくつか会社を比較するのはサイトで簡単にできます。

留学保険・ワーホリ保険・海外旅行保険の比較サイトならi保険

 

 

車種

4WDのAT、HYUNDAIのSantafe(or similar)てやつでした(写真の)。

 

四駆と二駆でスリップのしやすさは変わらない、との前情報やったけど、駐車場で他のレンタカーを見てる限りでは四駆にはスパイクタイヤが、二駆の乗用車にはスタッドレスタイヤが装備されてる感じだった。そのお陰かアイスバーンでも一度も滑ることはなかった。(もちろん安全運転ありきの話)

 

あとはやっぱり雪にはまって(スタックして)抜け出せなくなるのが怖かった。基本一人で移動するので、どこかで一人でスタックしてしまった時に頼れるのは四駆かなと…

そして一応運転はできるけど、慣れない雪道でマニュアルはやばい!ということで、高いけどオートマで…というところで落ち着きました。

  

 

 運転

日本では数ヶ月に一回、お出かけの時に運転するくらい。下手ではないが決して上手くもないと思ってます。

 

雪道の運転は何度かしたことがあるけど、慣れてる訳でもない。出発直前までネットで注意点とか見まくった。途中からYoutubeで雪道事故のまとめ動画ばかり見るようになり、不安にしかならなかった笑

 

雪国でよく言われる「ワイパーは上げておく」というやつはアイスランドでは一度もやってる車を見かけなかった。まあやるに越したことはないと思いますが。とにかく「急発進」「急ブレーキ」「急ハンドル」など「急」と名のつくことは常に控えるように気をつけました。

 

www.jaf.or.jp 

guidetoiceland.is

guidetoiceland.is

 

あと、道路のコンディションはこちらから毎日チェックしていました。最初の方は「よーし今日は雪道行くぞー!」と心の準備に大活躍。慣れた後も、通行止めになってないかどうかチェックし、ルートを選択するのに助かりました。(下図は東部の拡大図)

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Road conditions in Iceland | Road conditions in Iceland | The Icelandic Road and Coastal Administration

 

 

駐車場

アイスランドは基本的に路駐。レッカー車の看板が無いところなら、レイキャビク市内でも平日の夜と日曜は駐車料金がかかりません。

 

平日の昼間のみ、Pと書かれたところではお金を払って停めるようです。泊まった宿にはどこもフリーパーキングがあったので一度もお世話になりませんでしたが、機械での清算の仕方はこちら。

 

guidetoiceland.is

 

 

車の費用

9日間、保険込みで約74000円。それにガス代が一日に平均6000円くらい?トータル13~14万くらいでしょうか…。マニュアル車で二駆の乗用車ならもっと安くなるはず。夏場はハイシーズンやしどうなるのかな…?

 

ガソリンは基本クレジットカードで、セルフで入れるところがほとんどでした。中国人一家の観光客はちょくちょくいて、何台か車を借りるか、大きなキャンピングカーを借りてそれで移動してるみたいだった。そういう選択肢もあるのね〜。

 

 

実際借りてみて…

最高でした。ただひたすらに最高でした。

 

絶景の中を、自分の走りたいように走り、写真を撮れそうなところを見つけたら停まる。(迷惑のかからない範囲で)オーロラ予報がいい感じなら、街明かりの届かない郊外へ。快晴の空の下も、吹雪で全く見えない中も、自分の運転で乗り切る。

 

車と一体になった感覚で長〜い直線をひた走っている時にはマツダのCMよろしく「Be a driver」でした!笑 一方で「一歩間違えたらこれは死ねる。マジで死ねる。ほんま死ねる。」という道もちょこちょこあったけど、まあそれはまた追い追い…。

 

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*雪道の運転は危険を伴うので、しっかりとした準備と計画のもと、安全運転で無理をしないことを強くお勧めします。雪にはまって動けなくなっている車、事故を起こした跡がある車、道路脇に転がっている車…一周している間だけで5台くらい見ました。くれぐれもお気をつけて。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。