獣の旅と音楽

旅の思い出、獣医としての生活、あと音楽とか

ヒマラヤ年越しトレッキング〜下山①〜





ゴラクシュプを出て約2時間でロブチェに到着。
早めの昼飯を食べてすぐ出発。




トゥクラ峠の茶屋で、クリスマスにいたサンタとその相棒を見かけた。
他にも、高山病で一度引き返して、再度登って来た日本人女性トレッカーや、見慣れた顔の外国人もいた。
同じような時期にスタートして、同じようなペースで登っていたわけなので、見覚えのある人も増える。
なんか、映画のエンドロールみたいやな、と思った。



登りよりもかなり良いペースでぐんぐん下る。


高山病の一番の治療は高度を下げることだと言うけど、本当その通りでどんどん調子が良くなって来た。
大体4000mあたりのペリチェに着くころには写真もばんばん撮る余裕が出て来た。
お腹の具合も良い感じ!
「見てて調子上がってきたなーって思ってましたよ!」と言う浅井さんもかなり回復してそう。


日の光も気持ちいい。



15時、宿に到着。
もうあとは下るだけやし!ということで、お湯でヒガシマルのうどんスープを。
温泉以上に染み渡った。

18時、晩ご飯にベジ・フライドライス。
やっぱりこっちの米はチャーハンに良い。うまい。
食堂に飾られている(多分)全世界の国旗のうち「SAOTOME Principle」と書かれているものがあった。
浅井さんによると「サントメ」と読むらしい。
正式な書き方はOの上ににょろっとしたのが付いたやつで、おそらく旧ポルトガル領の国だったはず、と教えてもらった。
へ〜。

19時ごろから日記をつける。
体調に余裕が出たこともあり、今回のトレッキンググッズの評価をしてみた。

<持って来て良かったもの、あったら良かったなと思ったもの>
Nalgen(水筒&湯たんぽ)
ペットボトル(出来たら日本製の固めのもの)
しっかりしたジャケット上下(ゴアテックス製)
インナーダウン
スリッパ(宿で登山靴を脱いだときに)
三脚
カメラクリーナー(道中けっこうほこりっぽい)
ネックウォーマー(〃)
サングラス
帽子
ストック
予備のSDカード(クラス10)
インスタントみそ汁・スープやお茶漬けのもとなど
塩こしょう(飛行機の機内食などで付いて来るやつ)
iPhone(映画などを入れて、アラーム、音楽も)
洗顔ペーパー(2週間くらいシャワー浴びれない)
ひまつぶしアイテム
ヘッドライト
飴(ハイチュウ系ではなく、ゆっくり溶けるもの)
行動食(クッキーなど)
アミノバイタル・粉ポカリ
下痢止め・整腸剤・頭痛薬
etc...

<別になくても良かったかな…というもの>
ゴアテックスの登山靴とグローブ(もっと安いのでもいけそうだった)
寝間着
日焼け止め
カメラの予備電池(結構高いので、充電するのと値段あまり変わらん)
折りたたみの傘
スイムタオル
必要以上のお菓子(重い)
etc...


人生初トレッキングで結構経験値稼げたかな。
いつか日本アルプスにもチャレンジしてみたいな、と思った。



つづく