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獣の旅と音楽

旅の思い出、獣医としての生活、あと音楽とか

[[17]ネパール]ヒマラヤ〜ティンボチェの夜〜


ティンボチェの寺院では、一日に何度か読経の時間がある。外部の人も見学可能。








高地の厳しい環境でストイックに修行をつむお坊さん…。
でも僧衣の下にかなり厚手のダウンジャケットを着込んでいたのが現代的だった笑


見学は無料ですが、出来たらお布施をお願いします。



村をぷらぷら。


オフシーズンということもあって、宿は2軒しか開いてなかった。
部屋は確保できたものの、本館は満室だったので別館をわざわざ開けてもらった。
こちらは本館。








村のはずれに祭壇を見つけたので行ってみると、ヤクがとおせんぼ…。


どいてくれへんかな〜…と恐る恐る近づくと


思いっきり威嚇されました。


怖すぎたので一度退散!

行き倒れ写真を撮ったりして

しばらく時間を置いてから、ヤクが消えたのを確認して再チャレンジし、今度は無事到着。


その辺に腰掛けてぼーっとする。
周りの山を眺めながら、風の音、遠くを流れる水の音、たまに聞こえる鐘の音。
タルチョが風になびいてる。
「良い時間!」と楽しくなった。


日も傾いてきた。






この村からは夕焼けに染まるエベレストが見物。


宿のラウンジでちらちらと外を伺って、奇麗に色づくタイミングを狙っていた(寒いので)。
「今や!」と外に飛び出すと、他のトレッカーもこの景色に気づき、慌ててカメラを持って外に出て来た。
ラウンジにガイド以外誰もいなくなったのが少し面白かった。


その後、宿で晩ご飯を食べていると、大学の友達に瓜二つな人を発見!


思わず記念撮影をお願いしてしまった笑
ロシア在住の韓国人らしい。


値段の割に残念な晩ご飯を済ませ、夜景撮影タイム!!






けっこう寒いけど、楽しくて気にならない。






自分的とれ高OKが出たので部屋へ戻る。


部屋の磨りガラスの向こうに廊下の電球が透けて、幻想的な写真が撮れた。

あとは明日に備えて休むぞー!とベッドへ潜り込んだ。











深夜1時ごろ。
吐き気と便意で眼をさます。
しばらくベッドで横になっていたが、これはヤバい!とおもいトイレへ。

別館のトイレは実はただのシャワールームで、そこの排水溝に用を足してくれと言われていた。
「大きい方はどないすんの」と聞くと、
「本館のトイレを使ってくれ。本館入り口のカギは開けとくから。」

そんなやり取りを思い出し、急いで本館へ。









カギ開いてへん。










ノックしても反応無し。
まあ…そんなもんでしょう。
もう外国のサービスには期待してません。


だがしかし!
事態は一刻を争うと判断した私は、









私は…












アウトドアプレイを決行。





月明かりがすごく明るくて、地面もよく見えた。
風がけっこう強くて、さらけ出したケツに染みた。
「俺はなんでこんなところでこんなことを…」
と頭に浮かぶも気分の悪さが増してきて、それどころじゃない。

用を済ませて、ベッドに倒れ込む。
しかし1時間後、再び目覚める。

寝返りを打つたびに、張った腹の中を「こぽこぽこぽ…」と水とガスが移動する音がする。
前屈みになると腹の中がガスで圧迫されて、腸がキリキリと痛む。
すごい量のゲップも何回も出て、腐った卵と米が混じったような匂いがした。


ケツに当たる風が本当に冷たかったので、アウトドアプレイPart2は何とか避けられないかと考えを巡らせる。
昼に別館をうろうろしていたとき、誰も泊まっていないフロアにトイレの表示を見たのを思い出し、行ってみる。

ドアを開けると、そこには奇麗な洋式のトイレが!!!!
思わずガッツポーズを取り、便器の蓋を開けると、

中には大量のスポンジが…。



眼を点にして、一分くらい考えた。
今はオフシーズンなので、閉鎖していたこの別館の下水関係は完全にストップしていたのだと思う。
(だからトイレはシャワールームの排水溝でしろと言われていた。)
水が張ってあると凍結してしまうので、ある程度水を抜いたあとにスポンジを便器の中に詰めておいたのかもしれない。

なるほど、山小屋の知恵!!!!








しかし今の自分にはそんなことはどー
でもよく






アウトドアプレイか、
モラルに反してここでしてしまうか、
強制2択に悩む。





悩む。










悩む…。



















「カギ開けてないほうが悪い。」





その後、明け方まで何度もトイレとベッドを往復し、その度に
「水は流しておくけど、シーズン始まるころにこのトイレを掃除するスタッフさん、ごめんなさい。」
と心の中で詫びているうちに夜が明けた。





この夜をきっかけに、以降のトレッキングは非常につらいものに…。






つづく