ヒマラヤ年越しトレッキング〜高度順応①〜
ナムチェはエベレスト街道で最も大きい村であり、最初の高度順応の拠点となるところ。
買い忘れたトレッキング用品も値段を気にしなければ大体そろいそう。
お土産も。ヤクの首についてるやつ。
山道でこれの音が聞こえたら、速やかに避けるべし。
ただし山側に(谷側だと追いやられて落ちる可能性あり)
大きな通り以外はやっぱり山村の雰囲気。
ナムチェ二日目。
この日はエベレスト・ビューホテルというところまで往復し、高度に体を慣らす。
さすがに少し体が重い。そしてこの傾斜…。
途中でヘリポート(ただ何も生えてないとこ)を通る。
ヘリが来た。
すんごい土ぼこり。数十メートル離れてても飛んで来る。
ルクラやカトマンズからの往復ヘリでかかる費用は数十万円…。
海外旅行保険とか使えば適用されるみたいやけど、お金持ちは最初からヘリで上の方まで行き、帰りもヘリで帰ってくるらしい。
どないやねん。
高山病により自力で下山できなくなった人のためのレスキューヘリは毎日何本も飛んでいた。
ヘリはクレジットカードなどお金の算段がとれればすぐに飛んで来るらしいが、
そうでなければ保険の確認などで対応が遅れることもあり、もたもたしていると最悪の場合命に関わる。
まあ命に関わることやし、数十万で済むならすぐにでも呼ぶべきかなと思った。
高度順応は続きます。
エベレスト街道のこんな狭い道とかでは、以前はマオイストが通行料を無理矢理払わせる関所のようなところもあったそうな。
しんどいけど頑張って進み…
とーちゃく。ホテルのテラスはレストランになっており、宿泊客以外も利用できる。
ちなみにこのホテルの宿泊料は数万円!
レストランも一番安いガーリックスープで300円!
メニューには「さらに税金が25%加算されます」の表示!
あほか!!!!
でもやはり景色はいい。
左の後ろのほう、見えてますね〜世界最高峰!右手のアマダブラムも美しい!!
行くぜ!と気合いを入れつつ、
下山開始。
ナク(メスのヤク)に見送られつつ
急な傾斜をすたすた。
帰ってきました。
そんでもって夜。
充電がタダという地の利を活かし、iPhoneに入れてきた映画を見る。
「ニューシネマパラダイス」「パッチギ!」「ガンジス河でバタフライ」の3本。
最初の二本はたまらなかった。
「ガンジス河で〜」は豪華キャストの割に何か安っぽくてつまらん。
インドで原作も詠んでみたけど、う〜ん…。
でもバラナシでロケに使われた宿にはずっとお世話になった。
夜も更けてきたころ、部屋から夜間撮影。
ピントの合わせ方が少しわかってきたけど、やはり難しい…。
良く眠り、高山病の兆候もなし!
しかし、次なる目的地は標高4000メートルオーバー、タンボチェ。
同じく4000メートルオーバーのペルー・コルカ渓谷では以前高山病を発症したので、少し不安になりながらも出発。
テーブルの上に息子さんのMacBook。
そういや留学先はピッツバーグ大学って言うてたかな。
つづく