獣の旅と音楽

旅の思い出、獣医としての生活、あと音楽とか

[[11]モロッコ]メルズーガ〜朝日+セルフ砂漠〜

メルズーガ・サハラ砂漠ツアー2日目。




早朝。月もまだ明るいころ。



「お〜〜〜い。お〜〜〜い。」とマルオの声。
砂漠の朝はやっぱりちょっと寒い。
毛布から出て、朝日を見に行く。


もう薄明るい。





夕日ポイントとはまた違う、小高い砂丘に登ってしばし待つと…


ご来光〜〜




朝早いから夕日のときほどはみんなはしゃがへん。笑


太陽がほとんど顔出したところで宿へ向けて帰り始めます。


メルズーガの町は奥の黒い平野のところ。あそこまで戻ります。


日が昇って、また現実感の無い風景が目に飛び込んでくる。


一日経ってだいぶ慣れてはきたけど、やっぱこれすごいよな…としみじみ。




マイペースに歩き続けるマルオ。


すねるマルオ。(フィクションです)


行き倒れるマルオ。(フィクションです)


何か砂に書き始めるマルオ。


赤ちゃんの足跡でした。





いやー風紋がきれいですわい。


マルオは時々、砂の上の点線を指でたどる。


で、たまにばばばばばっ!と砂を掘り起こす。

何してんねやろ〜と見てたら、「これ、サバクサカナ。」と何か手に持ってる。
「魚!?」とびっくりしてよく見てみると、トカゲやった。

涼しいし、温度も湿度も安定してそうやから実は砂の中のほうが生き物多いのかも。

砂の上をよく見てると色んな種類の足跡があって、キツネやネコの仲間、鳥?、虫などなど
砂漠の生き物の気配を感じました。一人林間学校みたいな。

あと、砂丘のくぼんだところをよく見ると、何か黒くて丸いものがいっぱい転がってるんですよね。
たまに砂丘をころころころっと転がってくのも見える・・・。

その正体とは!?

現地人の言葉を借りればラクダチョコ(下図)」でした。

(お食事中の方すみません。)


残り少ない帰り道!!ときどき日本人らしくはしゃいでみます!!


浮かれたポーズもお手の物!!


4人中3人がアラサ―とは思えない跳躍!!


とりあえずジャンプ!!(持ちネタ少ない)


着地。


体調不良を吹き飛ばすかのような見事な加速!


からのこの跳躍!!


なんという滞空時間!!


着地。


日差しが強くなってきたころ、ラクダのおっちゃんと合流。ここからは乗って帰ります。


キャラバン!


乗ってるときの目線。このT字の棒が頼り。

インドでラクダ乗ったときはこの棒が垂直で、掴んでも安定しにくくて乗るんちょっと大変やったな〜。

しかもインドでは一泊二日でトータル8時間くらいラクダに乗って、内腿痛くてたまらんかったです。
今回はツアーの最初と最後1時間くらいずつのみやってちょうど良いくらいでした。
それでもラクダから降りた瞬間「あいたたたた笑」てなったけど。


何やら地面を踏みしめるラクダ引きのおっちゃん。


傾斜がきつくて砂が崩れやすいとこは、こうやって道を作ってから進む。ベルベル人の知恵である。


はい、メルズーガの町に戻ってまいりました!!


宿までラクダで送ってもらいました。


ありがとう!相棒!(彼はなれ合いは好きじゃないタイプ。)




目的のツアーも済んだことやし、ぶらぶらしてみることにする。


家の壁は基本土壁!


ラクダはこっち。車はあっち。


イスラム圏らしく、ドア可愛い。


土壁との組み合わせがいい!


ここで多分唯一のお土産屋さん。


ロッコの国旗はかっこいい!「○○王国」って名前の国は町中に国旗が多いイメージ!


中には何とプールとカフェまで!!


高いから写真撮らせてもらっただけですがね!


メルズーガの中心から離れた集落みたいなとこなので、基本何もないです。


歩いてると宿の看板はちらほら。かわいいデザインのが多い。


我が家。


こんな田舎でもwifi飛んでます!しかも速い!笑




さてさて。サハラ砂漠へ徒歩15分というこの立地!


気軽に砂漠まで散歩に行けちゃいます!


ナツメヤシの林を抜けると


もう砂漠。


ラクダも待ってます!


ということでメルズーガでの砂漠おさめ!セルフ砂漠ツアー!!


ベタに生き埋めにしてみたり


砂漠に生きる雑草を表現!してみたり!


砂漠に生きる男の力強さ!を表現!


でも彼には勝てない。


ほんまパネルみたいな背景!


そりゃあグラビア撮影だってしちゃいますよ!!


してまうしてまう!


しゃーないしゃーない…


…つい……出来心で…。



こうしてメルズーガを心行くまで堪能!!!圧倒的な自然美!!!
サハラ砂漠は予想を2手も3手も上回る楽しさでした!!




ここでモロッコの旅は折り返し!!
10日ちょいしかおらんかったのに記事にすると全然進まへん!笑



次は「世界最大の迷路街」と称される街・フェズへ!!




つづく