獣の旅と音楽

旅の思い出、獣医としての生活、あと音楽とか

[[11]モロッコ]マラケシュ〜メディナ・昼〜

ロッコといえば〜…




タジン!!!

うまいです!!





それではマラケシュ町歩きの様子です。

新市街は予想通りあんまりおもしろくなかったので、旧市街(メディナ)ばっかりぶらぶらしてました。
心くすぐられる風景がいっぱい。




壁がナイス。









タイルがかわいい。









看板もええ感じ!









メディナでは、うねうねと張り巡らされまくった路地が迷路みたいになってます。
小さい頃にアスレチック場とかにあった巨大迷路の難易度かなり高い版みたいな?

たとえば、マラケシュ博物館を目印に○○へ行こう!と歩きだすが一向に着かない。

で、なんでやねん…と思って看板(黒いやつ)を見てみると



真後ろにも同じ看板。しかも指してる方向違う。

導く気がありません。
まあばっちり楽しく道迷いましたよ。



イスラム圏はドアも可愛いのが多い。















朽ちた感じが何とも◎





メディナ内は車も通れないくらい狭い道が多いため、今だに馬車やロバ車が大事な足になってます。









狭い道で、馬車がすぐそばをを駆け抜けていくのはちょっと怖いです。



少し町へ出れば車も!イスラム圏のデコトラはかわいい。笑



バイクも多い。これは郵便屋さんの。カラーリング、革のカバンがイカす。



荷台。



観光客が少ない地域に迷い込むこともしばしば。



ざ・庶民










マラケシュでは結構歩きまわりました。



この広場の近くは問屋街みたいになってて、



お土産にはならんけど良い雰囲気のものがいっぱい。



革??の額縁やバケツ。






金具。






マネキンも売ってる。シュール。笑






日中はけっこう暑いので、途中カフェで一休み。



ここは確か1号店。宿のオーナーさんの話では2号店のほうが内装かわいいらしい。



でもこちらもなかなか可愛い。



ミントティーを注文。150円くらい。



お湯+ミントのみ!でもこれがうまい。砂糖たんまり入れて飲むべし。



トイレの刷りガラスも素敵。









まった〜りしたとこで町歩き再開!!




メディナの北をふらふら歩いてたら、イスラムのお祈りの放送と金づちの音が聴こえてきた。
引き寄せられるように、音を頼りに行ってみる。


音が聴こえてきたのは、鍛冶職人のスーク(工房)。



狭い路地にいくつも工房が軒を連ねてひしめきあってる。



町の土産物屋とかもここに仕入れに来るっぽい。



仲間としゃべったり、タバコをふかしたり、お茶を飲んだりしながら、
道端では職人たちが黙々と細工を作り続けている。


ここで、モロッコで一番感動した。(写真;でらさん撮影)


工房と言ってもほとんど掘っ立て小屋や洞窟みたいなつくりで、
その中を覗き込むと、薄暗い部屋の中にいくつものランプが吊るされ柔かい光を灯していた。

金づちや溶接の音、職人のいきり立つ声、祈りの放送。

こんな世界が存在するのか、と本当にただただ立ち尽くした。




暑いマラケシュ。たまには雨も降ります。そして虹。




この日はめでたく2本かかりました。




つづく