[[9]アルゼンチン]ブエノスアイレス〜町歩き?〜
僕の敬愛する偉大なドラマー、アート・ブレーキー。
50年代、60年代にはジャズ・メッセンジャーズというバンドを率いて大ヒット。
とくに「Moanin'」という曲は日本でも大ヒットし、「ソバ屋の出前まで口ずさんでいた」そうです。
彼は親日家ということもあってかたびたび来日し、コンサートを行いました。
しかし、時には日本のヒットソングを演奏するような「営業」的なことも要求されたらしく、
中でも「黒猫のタンゴ」を演奏するよう要求されたときには
「I am Art Blakey !!!」と叫びながら泣いちゃったそうな。
かわいそうなブレイキー…。
はい、前置きが長くなりました。
ブエノスアイレスではタンゴも見てまいりました!
「黒猫のタンゴ」「だんご3兄弟」など日本でヒットした曲もあるし、「リベルタンゴ」はかなり有名。
が、曲を耳にしたことはあれどもダンスは生で見たことが無かった。
せっかく外国周ってるんやから、本場のショーは見ておきたい!!
タンゴはブエノスアイレス名物の一つらしく、町中にはタンゴショーのポスターが所々に貼ってあるし、大きい劇場もあり。
まあいかんせん貧乏旅行なので、2000円くらい(それでも奮発した)のショーを見に行く。
平日やからかクオリティのせいか、会場は半分くらい空席。
ショーは撮影・録音禁止でした。残念。
約1時間くらいのショーは男女8人くらいのダンサーと演奏陣で進められていった。
ショーが始まってまず思ったこと。
「女性陣は美女ぞろいなのに、男性陣が残念!!」
具体的に言うと
顔でかい!
鬚濃い!
足短い!
…まあ人のこととやかく言える容姿ではないんですが、一緒にいったともちゃんも強く共感してくれました。
町中にはもっといけてる人いっぱいおるんですが。
最近の若い人はなかなかタンゴには手を出さず、ヒップホップとかばっかり踊ってるみたいです。
しかし!
見た目はともかくタンゴはなかなか見ごたえがあり、退屈しなかったです。
男女でのアクロバットと足さばきがお見事!
舞台の装置を支えてる人の手が見えてたり、
要所要所でダンスがそろってなかったり、
良いところで必ずおっさんの歌のコーナーに入ったり、
(これは突っ込み待ちか笑)と思うくらい茶番なストーリーに沿ってショーが進んだり、
その変は値段相応なんかなーというところ。
ただ、演奏陣(バンドネオン、コントラバス、ピアノ、バイオリン)のレベルはかなり高かった。
とくにバンドネオンのじいちゃんが素晴らしく、演奏陣のみのときのソロが素晴らしかった。
ショーが終わったとき、ダンサーでなくこのじいちゃんにスタンディングオベーションが巻き起こっていた。笑
割と楽しめたので満足して宿へ。
ブエノスアイレスでの観光は、ここに行きたい!というのはなく正直時間つぶし…。
そんな中、一応獣医の卵としてブエノスアイレス動物園へ行ってみました。
実は、この日は僕の一眼レフデビューの日!!
イグアスに行った帰り、パラグアイで念願の一眼を購入!!
これまで使ってたRicho CX-5がイグアスでざばああああん!!と水をかぶって調子が悪くなり、
もともとコンデジで撮れる写真の限界を感じていたこともあって思い切って購入!!!
まあこのときもまたひと騒動あったんですが、それはまた後ほど…。笑
ということで慣れない一眼で撮っていきます。
園内には七面鳥と
こいつらが放し飼いに。
ビーバーもわんさかいます。
ちなみにこの動物園をちょっと有名にしているのが動物の飼育舎のデザイン。
動物を飼育するなら、その動物が生息する地域の文化様式にのっとった建物で飼育するべきである!
という何とも人間視点なスローガンのもと造られた、色々な飼育舎があります。
確かパンダやレッサーパンダの飼育舎。
キリン。言われてみるとアフリカっぽいような…?
ラクダ。これは正しい。笑
うしろのマンションとの対比がシュール。
きっとリャマ(南米のシカ)のはずやねんけど、飼育舎はインドとかアジアな雰囲気…。笑
鳥の飼育舎のルーツはよくわからない。
まあきれいなんでよし!
お次はエジプト!
砂漠にいそうなネズミ(サル?)。かわいい。
動物何がいたかわすれた。建物はまたアジアンな雰囲気。
これはばっちり!
像とインドの寺院はさすがに抜群の相性です。
でもこの像って、インドゾウ…?アフリカゾウ…?
どっち!?
それでは、説明しよう!!
見分け方としては
・アフリカゾウの耳はインドゾウと比べて大き、く顔と同じくらいかそれ以上
・アフリカゾウはインドゾウと比べて肩の中央付近が凹んでいる
・インドゾウはアフリカゾウと比べて性格が温厚で記憶力が良く知的能力が高い。(曲芸とか人を乗せたりするゾウは全部インドゾウ(アジアゾウ)だったはず。)
が挙げられまーす。
ということで、ここのゾウはインドゾウでしょう。たぶん。
動物園におなじみのふれあいコーナーもあり。
まあ大体こんな感じです。
ぶっちゃけ割と普通な動物園でした。
もう一個アルゼンチンで有名なルハン動物園なら、トラやライオンやゾウに直接エサあげたりできてかなり楽しいみたいです。
あと、写真を撮るのに動物園ってちょっとレベル高いのでは、と思いました。
やる気ないやつが大半とは言え、動物はやっぱ動くし、
金網ごしの撮影が多いし、
遠くにおることも多いから望遠レンズ必要やし…。
一生のうちでこんなにじっくりたっぷり写真撮れる時期はもう無いやろうと思うので、
思い切って買った一眼とともに精進したいと思います。
つづく