獣の旅と音楽

旅の思い出、獣医としての生活、あと音楽とか

[[9]アルゼンチン]ブエノスアイレス〜フェルナンド・カミニート〜

アメリカから南下し約2カ月。

やって来ました!
南米のパリ・ブエノスアイレス!!




物価の高さは伊達じゃない!
南米にしてこのヨーロピアンな雰囲気!


目星つけてた宿とのメールのやり取りがうまくいかず、到着初日のみ他の宿へ。


まずはお昼ごはん。

近所のお惣菜屋さんで見つけた茄子の肉詰め。
…と思ったら肉っぽい食感の野菜でした。
ベジフード売ってるあたりも何かヨーロピアン!
個人的には気取らず肉を詰めていてほしかったです。


この日、宿のドミトリーのゲストは僕一人。

他の部屋には数人ゲストがいるようで、ロビーや廊下ですれ違った。
挨拶すると気さくに応じてくれていい感じ。


そしてその夜。

荷物を整理していると、昼に良い感じやった人が僕のドミにやってきた。
コルドバ出身、物理学者ののフェルナンドさん。
学会のために一週間ほどブエノスに来ているとのこと。

中南米の人はなかなか英語喋れへんけど、この人も英語はカタコト。
でもカタコト同士のほうが簡単な言葉ばっかり使うから、深い話はできなくても話はしやすかったりする。
お菓子をつまみつつ、しばらく話してみた。

日本の文字に興味があると言うので、「富得何度(ふぇるなんど)」と当て字で命名
彼のスケッチブックに書いてあげるとすごく喜んでくれた。

富「僕の名前って日本語でどういう意味なの?」

お金を何度も何度もゲットして、リッチで幸せになるように!っていう意味やで!
富「ウワーオ!それは嬉しいな!」


あ、でもこれは漢字適当にふっただけなんで、本当は意味なんて無いんよね〜(^^)
富「オーイエース!嬉しいなー!」


…いやあの本当は意味ないんですけd
富「ありがとう!帰ったらママに教えるよ!」(人の話聞いてない+英語わかってない





そして会話は下ネタ方面へ…。




富「俺のはデカイって言うにはだな…」

ふむふむ…。

富「この動作は実はね……あとこの言葉は確実に落とせるとき以外に言うと張り手食らうから気をつけて…」

ほほ〜…あ、ちなみに日本語ではね…

富「うんうん。」





(中略)



富「実は…僕2週間前に彼女とは別れてしまったんだ。」

あら…なんで?

富「僕はコルドバ、彼女はチリのサンチアゴに住んでいて、遠距離恋愛だったんだ。学生のときから付き合っていたんだけど、会うには毎回国を越えてどちらかの町に行かなければならない。僕らにはお金もなかったし、時間もかかる。だんだんうまくいかなくなってしまってね…。」

……。

富「さびしいよ…。」

きっとすぐに良い人見つかるって!

富「…そうだといいね。」

見つかる見つかる!

富「…ありがとう、ゴウ。ところでなんだが…。」

はいはい?

富「もし君がゲイなら、僕はノープロブレムだ。」






……?






富「もし君がゲイなら、僕はノープロブレムだ。」




(2回言うた!!)




富「僕はゲイじゃないよ。バイ(セクシャル)なんだ。」




富「だからもし君がゲイなら、僕はノープr
どっちにしろビッグプロブレムです。





その後は力づくで押し倒されることもなく、仲良くサッカー観戦しました。(左:富得何度)




そして翌日。
当初予定していた宿へ移動し、イースター島サンチアゴで一緒やったともちゃんと合流!

さっそくボカ地区のカミニートへ。

カラフルな町並みがかわいい。


ここのランドマークがサッカー界の英雄マラドーナ

このボカ地区の出身?かサッカーチームのボカにおったのか詳しくは忘れましたが


ここでは北島三郎にしか見えません。



あっちもこっちもマラドーナ






町中にサッカーコート。




カミニートの3ブロック向こうにはサッカースタジアムもある。

が、その3ブロックを歩くだけでも強盗さんに高確率で出会えるらしいです。
ブエノスアイレスの治安悪いとこはほんまに世界上位、南アのヨハネスブルグ駅周辺くらいの危なさだそうでーす。

なので観光客用の道のみを歩くべし。


そんな道の上には、見降ろしてくる一般市民。



昔の人はこんな感じで暮らしてたみたい。






昔はこんな店が集まった地域やったんでしょうか。



かわいい看板。









チャリの看板。クロスバイクが標準?






写真撮り歩きが楽しいエリアです。



その辺のオープンレストランではアルゼンチン名物のタンゴショーも。



カラフルカラフル!



ここのブロックが一番ええ感じ。


1時間くらいで見終わり、バスで中心部へ。


町ぶらもうちょい続きます。


つづく