獣の旅と音楽

旅の思い出、獣医としての生活、あと音楽とか

[[8]チリ]イースター島〜初日〜

ペルーの宿から26時間かけてイースター島へ到着…。


しかし!


その日の昼から同じ宿の人たちで車を借り島をめぐるということで、睡眠もそこそこに便乗させてもらいました!

まずは車を借りに行く。






お昼ごはんにエンパナーダ(でっかい揚げ餃子みたいなん)




迷ったりもしながら、まずは「オロンゴ儀式村」。

この中にモアイがいたらしいけど、イギリスが「ラッキ〜♪」と持ってったらしい。
お持ち帰りされた子は今、大英博物館にいるそうです。


火口湖もあります。



これが昔住んでた民族の英雄「鳥人」。

鳥人」と来たら笑い飯「ぼぉくだよ、とりじんだよぉ〜」しか思い浮かばんけど全く関係ありません。


ちなみに彼、片手にを持ってます。


昔の人はこんな風に泳いで隣の島まで行き、誰が一番最初に卵を持って帰れるか競ったそうな。





次に向かいます。




イースター島といえばモアイ。

あの彫りの深い顔、何とも言えない表情、絶妙な2頭身。
これほど世界で愛される彫像もそうはありません。

典型的ミーハーバックパッカーな自分としては見逃すわけにはいきまへん!!


そして!!ついにモアイとご対面!!!

倒れとるがな。





しかも顔面から思いっきり…

その昔、モアイ派民族と非モアイ派民族との間で戦争が起こり、勝利した非モアイ派民族によってもモアイは根こそぎ倒されたらしい。
現在立っているモアイは後に起こされたもの。
モアイを引き起こすプロジェクトには日本の企業も協力したみたいです。



倒される前はこの帽子がのっけられてました。



ここには「女性のモアイ」もあります。

顔も体も凹凸なし!



モアイの下の祭壇「アフ」。モアイ派の民族にとっては、モアイよりも重要だったらしい。



この「カミソリの刃一枚も通らない」ほどぴったり詰められた岩!!

マチュピチュに行った人なら「カミソリの〜」にピンと来るはず。

マチュピチュの神殿のように非常に高い技術で削られた岩たち。
これを根拠にイースター島の先住民はペルーあたりから来たかもと言う人たちもいるそうでーす


ちなみに帽子はモアイと別のところで作られてたようです。

岩の種類が違うのね。





で、ようやくご対面できたモアイが彼。

島のモアイで「アフ(祭壇)」に乗ってないのはこの子だけ。
何か誰かが勝手に起こしたとか言うてたような…。
詳細は忘れましたが、ようやくモアイの顔を拝めました。

いやほんまに、モアイ倒されまくりです。



で、一番有名っぽい「アフ・トンガリキ」へ到着!!



起こしに起こした15体!!







16体目になってみたり。



物思いにふけってみたり。

たっぷりモアイを味わえます。



入口で一人受付してる彼は海外渡航経験もあるらしい。



ぶっちゃけこれやってみたかった。笑



翌日また朝日を見に来るのでいったん別れを告げ、モアイの生産場となっていた山へ移動!!

が、時すでに遅し…残念ながら閉園直前だったので追い返されてしまいました…。
中を見て周るには最低1時間はかかるとのこと…。
「あんたら早よ帰りたいだけやろ〜」とか思いつつ、外からモアイたちを眺める。

また明日ね〜。



続きまして訪れたのは「パワーストーン」!!



「世界のへそ」とも呼ばれたり呼ばれなかったりする場所みたい。


とりあえずパワー吸収しとく。


この岩は強力な磁気か何かを発しているらしく、外人さんが時計を近づけると針がぐっるぐる動いてた。
でも僕らの時計では何も起こらず…。

悔しいので自ら時計の針になってみる。



あとは全身でパワーを吸収。



へそon the 地球のへそ



パワーをもらったとこで、次はイースター島唯一のビーチへ!




ここのモアイたちは砂の中から見つかったので目鼻立ちがはっきりしております。



若手男性陣は写真撮るんに必死。






さらには突然「…登りたい!!」と言い出し、若さにまかせて木登り。



そんなところでドライブ終了!


帰りにイースター島地ビールを購入。




高いので僕は買いませんでしたが、人によっては絶賛してました。

物価高いので基本自炊!この日は皆でパスタをいただきました。



お腹も膨れ、ビール(普通の)も飲み満足したとこでベッドへダイブ!!
怒涛のディレイ、からのドライブを経て、ようやくゆっくり眠れたのでした。



つづく