[[6]エクアドル]グアヤキル〜イグアナ公園+国境越え〜
ガラパゴスを後にし、無事エクアドルへ到着。
グアヤキルはエクアドルで最も規模の大きい都市だとかなんとか…。
ガラパゴスへの経由地として立ち寄る人も多いらしいけど、特にこれといった見どころもないっぽい。
ここからは陸路でペルーの首都リマへ向かいます。
その前に、ちょっと町歩き!
大きい街でも市場があった。
大きい市場はやっぱり活気があって楽しい。
テレビの取材もあり。おっちゃんの表情は一切揺るがなかった。
人と大声と生モノの匂い。たまりませんなあ。
物価の高いガラパゴス帰りということもあり、市場は激安!
レタス一玉40円!ハム50枚100円!食パン山盛り200円!
そのほか何でも売ってる。わかりにくいけどハトもいます。
市場を後にし、おそらくグアヤキルで最も有名な公園に向かう。
到着!
通商「イグアナ公園」!!
犬と戦ったらたぶん負ける。
昔しっぽ怪我したっぽい人。
お昼寝中の人。
長距離バスで流れるプロモーションビデオで、エクアドルの紹介するときにこの公園が紹介されてた。
それくらいツーリスティックなとこみたいなので、観光客もちらほら。
それを狙ってかパフォーマンサーもちらほら。
写真撮ってたら、視界の端に変なものが映った気がして振り向いてみると、女装した2人組のおっさんが・・・。
胸と尻にパッドを入れまくり、チークをこれでもかと塗りたくっている。
俺を見つけると「チーノチーノ!(=中国人or東洋人)」と侮蔑のニュアンスを含ませて言いながら、腰を振り振り近寄ってきた…。
聞いてもないのに、「俺はペルーから来たんだ!」とか言うてる。
(あ〜チップとか要求されるんめんどいから相手せんとこう…)
と思ってその場を離れようとした瞬間、
「まちゅぴちゅぅ!!」と言いながらおっぱいぼろ〜ん!と出してきたので思わず噴き出してしまった。笑
正直ここは俺の負けではあるけど、すぐさま振り返ってその場を立ち去ることにする。
すると「チーノ!マネー!マネー!」と言いながら至近距離まで詰め寄って、
思いっきり馬鹿にした感じで俺の頭をぽんぽん叩いてきやがる。
さすがに頭に来たので、温厚・柔和・誠実で知られる大谷さんの怒りが爆発!鉄拳制裁もやむなし!
…かと思われたが、南米のナイフなどの所持率、自身のスペイン語のレベル、本気の私が相手に与えるダメージ(相当なものに違いない)を一瞬のうちに冷静に計算した結果、「ちっちちチーノチーノ言うなあ〜…」と日本語で捨て台詞を吐きながら早々にその場を立ち去った。
向こうも命拾いしてほっと胸をなでおろしていたことだろう。
(一応)大都市だけあって、コロニアルな建物は少なめ。
大きい楽器屋もあって、ひっさしぶりにドラム叩いてみた。ブランクを痛感しつつも、元々が大したことないことを思い出す。
ちょっと怖そうな路地もある。
渋い眼鏡屋。
翌日。
バスターミナルへリマ行きチケットを取りに行く。
お客さんからお金をもらう係の子。親子??
グアヤキルのバスターミナルは空港並みにでかい。さすがバスが発達してる南米。
エクアドルからペルーへ陸路で国境を抜ける場合、いくつかルートがあるが、自分は一番スタンダードな海岸沿い、トルヒーヨなどを経由して抜けるルートに。
他のルートも調べてみたけど、観光客が少ない分両替や書類の手続きがうまいこといかんかったりするし、イミグレで賄賂要求されたりもよくあるみたい。
さらに、自分が選んだルートも、リマまでダイレクトで行く方法とローカルバスを乗り継いで行く方法があるが、
前者やと割高+たまにバスジャック、後者やと強盗・恐喝・窃盗が発生率高いうえに国境⇔イミグレの移動が煩雑で時間もかかる
という板挟み状態。
最初はローカル路線でいこかと思ってたけど、時間かかって結局泊まったりしてたらそこまで料金の差は出なさそうやし、少しのお金をけちってもし荷物全部取られたりしたらあほらしいと思い、ダイレクト路線に決定。
席は一等、お値段85ドル!
ほんまは2等が良かったんやけど、グアヤキル→リマのバスは週3本くらいしか出ておらず、この日を逃すと次は3日後、さらに出発は1時間半後!ということをチケット取りに行ったときに知り、慌ててしまったので一等を買ってしまいましたとさ。ぐふう。
バスターミナルからすぐさま宿へ戻ってチェックアウト。タクシーを飛ばして無事バスに乗り込めました。
国境越えも楽々♪
ご飯も出る。おいしい。
シートもふかふか、リクライニングしまくりで快適な移動でした。
そして無事リマへ到着!
エクアドルはほんまガラパゴスのみのために立ち寄ったとこでしたが、物価めちゃ安いし、もうちょっといても良かったな。
ほんまガラパゴス以外は「まちゅぴちゅぅ!」しか思い出がないのが悔しい。笑
ここからペルーを経由し、イースター島へ。
エクアドル編・おわり