獣の旅と音楽

旅の思い出、獣医としての生活、あと音楽とか

[[5]キューバ]キューバ〜4日目+最終日〜

ハバナ4日目。

前日に革命広場を経由して新市街へ行き、JAZZCAFEを探しまわってたらトータル3〜4時間歩きっぱなし。
おかげで靴擦れをこしらえてしまい、この日の日中はブログ書いたり昼寝したり…。



そして夜、「Casa de la Musica(音楽家の家)」という有名なライブハウスへ。
歩き方にはサルサが見れると書いてたから行ってみたけど、この日は普通のクラブみたいでした。

最初は水着ファッションショー。男は心なしかもっこりを強調。



で、何かかっこいい人が歌って踊る。


ちょっとびっくりなことに、キューバ人でもスマホ持ってた。



キューバ人は裏稼業とかでお金稼ぐ人も多い(らしい)。

ちょっとわがままなお願いも袖の下しだいで何とかなること多いみたい。
社会主義国の人々って、もっとお金に対して草食系かと思ってた。
ところがどっこい。
いかにお金を手に入れたろかと、ガツガツしてる人もいる。

そんなキューバ人とその欲望が集まるクラブに旅行者が一人でぼけーっとしてたら集まってきますよね。

娼婦が。

片言の英語で、積極的にアプローチしてくる…。
断ってても1時間で4,5人が寄って来た。
けど、お金これしか無いよ〜と10CUCを見せたら、ぴゅーっと次のターゲットの元へ。
それ以降は「あいつ金持ってへんからあかんで」と情報が広まったのか、娼婦の皆さんには見向きもされなくなりました。

ちなみに一晩70CUCからだそうです。けっ。





今さら感もありますが、せっかくなのでキューバのお金について…。

キューバに行った人はみんなブログで書くみたいやけど、ご多分にもれず僕も書いときますかね…笑

読み飛ばしてもらって大丈夫でーす!!



キューバのお金は





    外国人用通貨CUC(クック、1CUC≒1us$)


    キューバ人用通貨CUP(ペソクバーナ、人民ペソとか呼ぶ)





に分かれてて、1CUC=24CUP!!


3CUC,3CUPともにゲバラの絵が描かれてます。









特に3CUPはゲバラが大きくて素敵。




3CUPにはコインもあるでよ。









基本的に外国人はCUPは使えません。


でも、店の値段の設定によってはキューバ人もCUを使うときがあります。
外国人がCUPを使えるのは市内のバス、屋台、一部のタクシーとお店。
お店でCUPが使えるかどうかは、その店が税金をCUCとCUPのどちらで納めるかによるみたい。
食道とかで税金はCUPオンリーで納めてるとこではCUPが使えた。




宿は一泊20〜30CUC、食事は一食5〜10CUCが相場。
部屋は民泊形式で、一般の人の家の一室を借りる。
やから何人かで部屋をシェアできたら安くつくけど、ひとり旅でのキューバ滞在はそれなりにお金がかかる…。





物価としては、CUCでもそこまで高いってわけではなく、物によっては安い。(ビールは一缶1CUCくらい。)
でも、現地人の物価がはるかに安いと知ってしまうと、やっぱ悔しい気持はいなめません!!笑



メキシコへ帰る日、お昼ごはんに近所の店で弁当?を買ってみた。



豚肉とご飯と少しのレタスと焼きバナナ。



お店が忙しそうやったから、値段聞くのもめんどくさいなあと思って、適当に5CUC出したらお釣りが1CUC。
外国人料金やったらそんなもんかな・・と思ってたら、
実は4CUPだったそうですいやーん。
お味のほうは、相変わらず普通。と思う。

サンドイッチとか軽食売ってるお店はどこもこんな感じ。基本品数少ない。



ピザ屋。


メニューは2種類。





お菓子売ってるとこもある。




サモサのような何か。




これも1CUCやと言われたけど、今考えるとボられてたかもいやーん。



お、レッドブルの自販機を発見!!


キューバでも中毒者続出か!?と思ったら。

売ってるのは水とビールのみ!!





などなどハバナの食べ物事情に少し首をつっこんだとこで時間切れ。
帰りのクバーナはディレイもなく、カンクンでは宿の方々と手巻き寿司を楽しみましたとさ。


イメージしてたキューバと全然違うかった、と言う人もいるみたいやけど、僕は割と想像通りの雰囲気を味わえました。
歌と踊り。
たまに絡める陽気でフレンドリーな人。
政治・経済の影響がもろに見られる町並み。
革命・独立の歴史を感じる町中のウォールアートやお札。


チェ・ゲバラの顔を見ない日は無かった。
でも、後日聞いた話では、ゲバラ中南米の人からそこまで好かれてはいないらしい。
確かに英雄やけど、結局は社会主義者やし、
どっちかというと見た目がかっこいいからアイドル的・シンボル的存在として奉られてるようです。


滞在はわずか5日やったし、自分が見たのはキューバのほんの一瞬・一場面だけ。
でも、自分にとって関わりのある場所がまたひとつ増えた。
しばらく前まで全く想像もできなかった場所を、今なら「ハバナは大体こんな町」、と思い出すことができる。

これから先、ハバナの記憶が何かと繋がることでしょう!
自分なりの旅の醍醐味です!
おもろかった!行って良かった!


キューバ編・おわり